ワークスペース・インフォレットの主要な営業情報の概要
営業アプリケーションの「分析」セクションの「営業インフォレット」タブには、営業情報を要約する処理可能インフォレットが含まれています。 これらのデフォルトのクラシック・インフォレットを使用すると、個々のレコードにドリルダウンせずに個々の項目に対して処理を実行できます。
ただし、適応型検索およびワークスペース・フレームワークに基づくワークスペース・インフォレットを使用することをお薦めします。 さらに、ワークスペース・インフォレットは次のとおりです。
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ワークスペースのユーザー・エクスペリエンスを使用して独自の検索ベースのインフォレットをすばやく作成できる一連の事前定義済構成テンプレートを提供します
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ワークスペースで頻繁に使用する機能を含めるなど、独自のページに表示する情報をパーソナライズできます。
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組織内のジョブ・ロールごとに異なるインフォレットを管理者が表示できるようにします
ワークスペース・インフォレットの使用を開始する前に、管理者がインフォレットを有効にする必要があります。
次の事前定義済ワークスペース・インフォレットが用意されています。
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自分のアカウント
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自分のアポイントメント
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自分の担当者
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自分のリード
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自分の商談
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自分のタスク
アプリケーションには、ワークスペースの保存済検索を任意の組合せで表示するように構成できる4つの空白のワークスペース・インフォレットが含まれています。 カスタム・ワークスペース・インフォレットを作成して、資産、サービス・リクエスト、カスタム・オブジェクトなど、ワークスペースで使用可能な任意のオブジェクトまたはオブジェクトの組合せに関する情報を表示できます。 たとえば、複数の顧客が関係するプロジェクトを追跡するためにプロジェクト・カスタム・オブジェクトを作成した場合、空白のインフォレットのいずれかを「自分のプロジェクト」として構成して、アカウントおよび関連するタスクを追跡できます。 管理者がワークスペース・インフォレットを有効にすると、4つの空白のインフォレットがインフォレット・リポジトリに自動的に表示されます。 空白のワークスペース・インフォレットにはそれぞれ、同じ「追加処理可能インフォレット」名が付けられます。
ワークスペース・インフォレットのそれぞれに、表示する項目のリストを絞り込むための様々なフィルタが含まれています。 たとえば、1週間全体のすべてのアポイントメントを表示したり、今日のアポイントメントのみを表示できます。 これらのフィルタは、ワークスペースで使用できる保存済検索(リスト)から取得されます。
ワークスペース・インフォレットが表示された「営業インフォレット」タブのスクリーンショットを次に示します。

設定の詳細は、『実装リファレンス』ガイドの「適応型検索およびワークスペース」の章を参照してください。