論理演算のベスト・プラクティスおよびクイック・リファレンス
式を作成する際に論理演算を含めることができます。 ベスト・プラクティスおよび使用可能な論理演算のクイック・リファレンス表を示します。
ベスト・プラクティス
式で論理演算を使用する場合は、次のベスト・プラクティスに従ってください。
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計算された日付にはタイムスタンプ全体が含まれ、計算された数値には小数以下の数値も返されます。 計算された数値にはROUND関数を、計算された日付にはTRUNCを適切に使用してください。
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文字列を比較する際、大/小文字が一致して誤ったレスポンスを防止します。 必要に応じてUPPER関数またはLOWER関数を使用します。
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null値を回避するには、NVL関数を使用します。
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すべての論理演算(出力がブールのみの場合)の使用は、CHOICE文の入力条件内に制限されます。 これには、IS_GREATER、IS_LESS、IS_EQUAL、IS_NULL、NOT、IS_IN、IS_BETWEEN、AND、ORおよびIS_LIKEがあります。
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文字列が比較関数で使用される場合は、字句の順序で比較されます。 適切に使用してください。
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複数の入力を比較する際は、型を一致させます。 TO_NUMBER、TO_CHARまたはTO_DATE関数を必要に応じて使用します。
クイック・リファレンス
この表は、論理演算の構文、入力、引数、戻りデータ型および例を示しています。
構文 |
入力 |
戻りデータ型 |
例 |
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CHOICE (条件1*, 値1*, 条件2, 値2, ...条件n, 値n, 値Z*) |
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文字列、数値または日付(値と同じ) |
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IS_EQUAL (値1*, 値2*) |
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ブール |
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IS_NULL (値*) |
値*: 文字列、日付、数値またはブール |
ブール |
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IS_GREATER (値1*, 値2*) |
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ブール |
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IS_LESS (値1*, 値2*) |
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ブール |
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IS_BETWEEN (評価する値*, 最小値*, 最大値*) |
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ブール |
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AND (条件1*, 条件2, ...条件n) |
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ブール |
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OR (条件1*, 条件2, ...条件n) |
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ブール |
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NOT (条件*) |
条件*: ブール |
ブール |
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IS_LIKE (値1*, 値2*) |
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ブール |
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IS_IN (値*, 含まれる値1*, ...含まれる値n) |
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ブール |
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