参加者をインポートするための参加者選択ルール

すべての関係者プロセスの実行プロセスには、関係者をインポートする関係者の収集および関係者更新プロセスが含まれます。

インセンティブ選択ルールの管理タスクを使用して、インポートする関係者を選択するルールを作成します。参加者インポート・タイプを選択します。このプロセスは定期的に実行されるようにスケジュールできます。

ルールによって、すべてのHR個人およびパーティからインセンティブ報酬プロファイルを作成する対象がフィルタされます。 HCM個人は、ビジネス・ユニットや就業事業所などの勤務アサイメント属性を使用して選択できます。パーティ属性は、パーティ使用目的と国です。営業リソースであるパーティには、リソース・ロールおよびロール・タイプを使用できます。

インセンティブ報酬ビジネス・ユニットごとに、1つ以上の選択ルール・セットを定義できます。 HCM個人ではないパーティを選択する場合は、その目的専用の別のルール・セットを作成します。この表は、UIの一部のフィールドについて説明しています。

フィールド名	説明
参加者タイプ	関係者と報酬管理者の2つのタイプがあります。参加者は、営業担当またはパートナです。報酬管理者タイプは、アナリストおよび報酬マネージャ用です。これらの報酬管理者は、係争割当を管理し、文書および支払承認を計画し、参加者情報にアクセスします。
次の場合に適用	個人が参加者になる資格があるか、いずれかのルール(すべての基準が満たされる)のみになる前に、ルール・セット内のすべてのルールをtrueにする必要があるか(すべての基準が満たされる)を決定します。ルール・レベルで、すべてのルール基準を満たす必要があるか、いずれかの基準を満たす必要があるかを選択します。
ルール・コード	セット内の各ルールのルール名またはコードを指定します。
ルール基準	選択したルール・コードに適用するルールを作成します。
属性	基準オプションには、HCM個人の作業割当定義の属性が含まれます。これらは、参照タイプORA_CN_PRTCPNT_CRTRA_OBJSにリストされます。これらの属性には、ビジネス・ユニットと部門、ジョブ・コード、ジョブ・ファミリ、ジョブ機能、ポジション・コード、就業事業所が含まれます。パーティ国およびパーティ使用目的は、パートナなどのパーティに関連付けられます。 HCM個人もパーティとして作成されます。通常は、勤務地の値と、HR従業員などのHR関連の使用目的の値が設定されます。通常、リソース・ロールおよびロール・タイプは営業リソースに関連付けられますが、その他のタイプにはマーケティングおよびパートナ・リソースが含まれます。

テスト環境で選択ルールをテストします。インポート後に関係者を削除することはできません。テスト結果に問題がなければ、選択ルールをエクスポートして本番環境にインポートできます。ルールは、関係者割当作業領域の関係者のインポート・プロセスには適用されません。