コブラウズ・モード
ほとんどのビジュアル・コラボレーション・ツールには、HTMLベース・モードまたは画面共有モードのいずれかの機能があります。 Oracle Cobrowseは、両方のテクノロジを結合します。 インスタントCobrowseモードではHTMLが使用されます。 拡張Cobrowseモードでは、画面共有を使用します。
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インスタントCobrowseモードでは、通常10秒未満の起動時間で、エージェントと顧客間の最速の接続が提供されます。 エージェントは、会社がCobrowseランチャ・スクリプトを配置したページで、顧客とwebコンテンツをブラウズします。
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エージェントは、アクティブなインスタントCobrowseモード・セッション内から拡張Cobrowseモードにエスカレートできます。 エージェントと顧客は、ブラウザの外部にブラウズしたり、ブラウザ内でより高度なwebテクノロジを表示できます。 インスタントCobrowseモードがサポートされていない場合、セッションは拡張Cobrowseモードで直接開始することもできます。 また、高度なCobrowseモードを使用すると、エージェントはサード・パーティのwebサイトやデスクトップ・アプリケーションなど、会社のドメイン外のコンテンツをブラウズできます。 このモードでは、ブラウザ・プラグインが使用されるため、顧客が証明書を受け入れるか、実行可能ファイルをダウンロードする必要がある場合があります。
次の表に、各Cobrowseモードについて理解を深めます。
次の表に、ブラウズ・モードごとに提供される機能のブラウズ・シナリオを示します。
シナリオ |
インスタントCobrowseモード |
拡張Cobrowseモード |
---|---|---|
10秒未満で接続 |
Yes |
No |
お客様はモバイル・ブラウザを使用しています |
Yes |
No |
Cobrowse会社のwebページ |
Yes |
Yes |
ページに存在するリッチ・メディア(Flashなど) |
No |
Yes |
Cobrowseサード・パーティ・サイト(パートナwebサイト、リソースWebサイトなど) |
No |
Yes |
ブラウザの外部にあるCobrowseコンテンツ(設定、ウィンドウ、アプリケーションなど) |
No |
Yes |
機密情報をブロックするためのフィールド・マスキングの構成 |
Yes |
Yes |
webコンテンツの表示を制御するためのページ・マスキングまたはURLマスキングの構成 |
Yes |
Yes |
デスクトップ・コンテンツの可視性を制御するためのアプリケーション・マスキングの構成 |
No |
Yes |