プロファイル・オプションの概要
プロファイル・オプションを使用すると、アプリケーション・データを一元的に構成および制御できます。 管理者および設定ユーザーは、「設定と保守」作業領域でプロファイル・オプションを管理します。
プロファイル・オプションには様々なタイプの情報が格納されます。 次の表に、いくつかの例を示します。
情報のタイプ |
プロファイル・オプションの設定の例 |
---|---|
ユーザー・プリファレンス |
ユーザー・レベルでのプリファレンス設定 |
インストール情報 |
ポータルの位置の特定 |
構成の選択肢 |
UIスキンおよび処理の変更 |
処理オプション |
ログに記録する情報量の決定 |
アクティビティ・ストリームの有効化 | エージェントによるアクティビティ・ストリームの表示の有効化 |
プロファイル・オプションの階層レベル
プロファイル・オプションは、サイト・レベルやユーザー・レベルなど、様々なレベルで設定できます。 複数のレベルが設定されている場合に、アプリケーションで、特定のレベルが他のレベルよりも優先されます。 設定できるレベルは、アプリケーションで事前構成されています。
事前定義済のプロファイル・オプションのレベルでは、階層レベルとその優先度は次のようになります。
-
サイト: このレベルは、特定の実装のすべてのアプリケーションに影響します。 他のレベルが設定されている場合、優先度は最も低くなります。 ただし、これ以外のレベルが設定されていない場合は、最も高いレベルになります。
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製品: このレベルは製品または製品ファミリに影響します。 サイト・レベルよりも優先されます。 ただし、ユーザー・レベルが設定されている場合は、ユーザー・レベルが優先されます。
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ユーザー: このレベルは現在のユーザーにのみ影響します。 最も高い優先度を持ち、サイトと製品よりも優先されます。
ベスト・プラクティスとして、その他のレベル(使用可能な場合)で値を指定する前に、サイト・レベルでプロファイル・オプションの値を設定します。 サイト・レベルで指定されたプロファイル・オプションの値は、別のレベルでプロファイル・オプションの値が指定されるまで、デフォルトとして機能します。
次の表に、事前定義済のプロファイル・オプションの階層レベルとその優先度の例を示します。
レベル |
優先度 |
例 |
---|---|---|
サイト |
最下位 |
サイトの通貨はユーロに設定されます。 |
製品 |
サイトよりも優先 |
製品または製品のセットの通貨は、イギリス・ポンドに設定されます。 |
User |
最上位、製品よりも優先 |
ユーザーの通貨は、USドルに設定されます。 |
関連トピックでは、プロファイル・オプションに関する追加情報を参照できます。