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クレンジング構成パラメータ

クレンジング構成パラメータは、クレンジング・サービスの複数の側面を制御するシステムレベル・パラメータです。 住所クレンジング構成には、リアルタイムおよびバッチ・クレンジング構成パラメータが含まれています。

次のパラメータによって、データベース内またはデータ・インポート・プロセスの一部としての住所レコードのサブセットまたは全体に対して、リアルタイムおよびバッチ住所クレンジング、標準化および検証操作が制御されます。

デフォルト国

  • パラメータ説明: 入力住所内に識別可能な国が見つからない場合に、住所をクレンジングする国を指定するために使用されます。 このパラメータのデフォルト値は「アメリカ合衆国」です。

出力の大/小文字

  • パラメータ値: 大文字、小文字、大文字小文字混合。 デフォルト値: 混合

  • パラメータ説明: 出力住所の大/小文字を指定するために使用されます。 たとえば、「出力の大/小文字」が「混合」に設定されている場合、411 THEODORE FREMD AVE # 300 RYE NY 10580という入力住所は411 Theodore Fremd Ave # 300 Rye NY 10580として表示されます

最小検証レベル

  • パラメータ値: 1から5まで。 デフォルト値: 4

  • パラメータ説明: 検証プロセスで入力データが使用可能な参照データと照合される検証レベルを指定するために使用されます。 この値を高く設定するほど、住所検証の精度が高くなります。 「最小検証レベル」を「3」に設定すると、住所のエリア、地域および幹線道路または番地の情報が参照データと照合されます。 「最小検証レベル」を「5」に設定すると、完全な住所が参照データと照合されます。 設定する検証レベルは、クレンジングされる住所に基づいている必要があります。 たとえば、住所の80%がウガンダのもので、ウガンダについてLoqateで設定されている検証レベルがL3であるとします。 値を「3」に設定できます。 ただし、住所の80%が米国のものである場合は、4に設定できます。 したがって、このパラメータはビジネス要件によって異なります。 それぞれの国についてLoqateでサポートされている検証レベルの詳細は、「関連トピック」の項の「Loqateの国別住所カバレッジ」を参照してください。

最低検証スコア

  • パラメータ値: 0から100まで。 デフォルト値: 80

  • パラメータ説明: 住所エントリと最も近い参照データ一致の相似を0 (不一致)から100 (完全一致)までのパーセントとして指定するために使用されます。 このスコアは、参照データと一致するために入力住所で許可される変更の比率を示します。 デフォルトのスコア80は、入力住所で修正が許可されるが、正しくない可能性がある大きな変更は避ける必要があることを示します。 入力データの品質を大まかに把握することをお薦めします。 その後、入力データの品質に基づいて、この最低検証スコアを調整できます。 また、このスコアは国ごとに異なる場合があります。

処理モード

  • パラメータ値: 検索、検証。 デフォルト: 検索

  • パラメータ説明: 返されたクレンジング済住所が最適な一致(検証)か近い一致のセット(検索)かを指定するために使用されます。 このオプションは、リアルタイム処理でのみ使用できます。

住所検証コードおよびステータス

残りのクレンジング構成パラメータの理解にさらに進む前に、Oracle Address, Email, and Phone Verificationによって返される検証コードについて理解しましょう。 ソース住所が検証されると、Oracle Address, Email, and Phone Verificationは完全なレコードを参照データと照合し、住所検証コードと呼ばれるプロセス・レポート・コードを返します。 このコードには、検証前と検証後の詳細が含まれます。 また、このサービスがレコード内で変更した内容も含まれます。 住所検証コードについて理解しておくと、可能なかぎり最適なクレンジング済レコードを受け取るようにパラメータを調整するうえで役立ちます。

次に、住所検証コードのサンプルを示します。
このイメージは、住所検証コードのサンプルを 示しています。

「最小検証レベル」が「4」に設定されている場合、4より下のレベルで検証されたレコードはすべて、RXXの形式で元に戻されます。 元に戻されたレコードは無視されます。 標準の検証結果は参照データの完全なレコードと一致し、コードVの住所検証コード(VXX-IXX-PX-XXX)に反映されます。 V4またはV5で始まる検証コードは、検証が成功したことを示します。 V1、V2およびV3は、ソース・レコードにデータがないか、参照データのカバレッジが制限されているか、またはその両方であることを示します。

部分一致とあいまい一致は両方とも、ソース・レコードが1つの完全なレコードに完全には検証されず、それぞれPまたはAで始まる住所検証コードを返すことを示します。 ソース・レコードの同じレベル(またはそれ以上)に有効な結果をもたらす可能性がある、使用可能な参照データがあるため、標準の検証結果とは異なります。 どちらのコードでも、ソース・レコードの精度が向上し、処理が改善される可能性があります。

部分一致に検証されるレコードは、より多くの情報がソース・レコードで提供された場合には、返されるレコードがより上位のレベルまで一致する可能性があることを意味します。 通常、部分的な結果は、ソース・レコードに情報がほとんどないことによります。 ほとんどのユース・ケースでは、P4は有効な配達場所レコードを提供しますが、P3、P2およびP1はそうではありません。

ソース・レコードの潜在的一致が住所階層内に複数ある場合、このサービスは、検証可能な最も高いレベルとともにあいまいな結果を報告します。 通常、あいまいさが生じるのは、ソース・レコードで識別情報が欠落しているか、不完全である場合のみです。 ほとんどのユース・ケースでは、A4の結果は目的の配達場所に到達する可能性がありますが、慎重に取り扱うか、あまり信頼せずに取り扱う必要があります。 配達を目的とする場合、A3、A2、A1の結果は拒否する必要があります。

完全検証の例:

フィールド

ソース・データ

参照データ

Sub Building

<blank>

U1, U2, U3, ..., U15

Premise

21

21

Thoroughfare

Davidson St

Davidson St

Locality

<blank>

Port Douglas

Administrative Area

QLD

QLD

Postal Code

4877

4877

Country

Australia

Australia

このデータについて返される住所検証コードはV44-I44-P6-100です。 L4の住所が存在することはL4 (施設)における完全検証を意味し、参照データ内のL5レコードの存在は関係ありません。 L4レコードが参照データに存在しない場合、結果はP4を生成します。

部分検証の例:

フィールド

ソース・データ

参照データ

Premise

<blank>

1,2,3, ...35

Thoroughfare

Corso Brianza

Corso Brianza

Locality

Torino

Torino

Administrative Area

TO

TO

Postal Code

10153

10153

Country

Italy

Italy

ソース住所は、参照住所と一部のみが一致します。 返される住所検証コードはP33-I33-P6-100です。 使用可能な施設が1つのみである場合でも、偽陽性のリスクがあるため、結果はP3を返します。 参照データに施設番号がない場合、結果はV3を返します。

あいまい検証の例

フィールド

入力データ

参照データ1

参照データ2

Premise

40

40

40

Thoroughfare

Zaubernu

ZaubernuB

ZaubernuP

Locality

FRANKFURT

Frankfurt Am Main

Frankfurt Am Main

Administrative Area

<blank>

Hessen

Hessen

Postal Code

<blank>

65929

65929

Country

Germany

Germany

Germany

このデータについて返される住所検証コードはA22-I24-P3-100です。 ソース・データには幹線道路と施設の住所が含まれていますが、郵便番号は含まれていません。 A2コードは、参照住所の情報があいまいであるため、検証できるのが市区町村レベル(L2)までのみであることを示します。 施設番号は検証されましたが、別のフィールドにあいまいさがあるため、V4を生成することはできません。 レビューする前に、これらの手がかりによって、ソース内の幹線道路があいまいなエントリであることが示されます。 それは、識別(解析)されているにすぎません。 参照データによって、2つの近い有効なレコードがソースと一致することが確認され、それにより、あいまいな結果になります。 近い一致がない場合、結果はV2またはP2になります。 表の「参照データ1」列と「参照データ2」列は、考えられる候補を示しているにすぎず、最終的には1つの出力住所のみが返されます。

一部検証済住所の修正: 一部検証済の住所エントリを修正するかどうかを決定します。 一部検証済の住所は、入力データと1つ以上の使用可能な参照データの間に近い一致があったことを示します。 参照データには、入力住所では使用できない追加情報が含まれています。

このオプションを選択すると、一部検証済の住所の修正が許可されます。 たとえば、Melrose Av, San Francisco CA 94131をMelrose Ave, San Francisco, CA, 94131-2820に修正できます

あいまいな住所の修正: 不明な住所エントリを修正し、解決して正しい住所にするかどうかを決定します。

検証済住所をネイティブ・スクリプトで返す: 「デフォルト国」フィールドで選択した国のネイティブ・スクリプトで検証済住所を表示します。 これは、母国語(ローカル言語)からラテン語(英語)への出力、またはラテン語から母国語への出力についてサポートされています。 ラテン語以外の言語の要求により、ラテン語以外の別の言語で検証済出力を取得することはできません。 このオプション「検証済住所をネイティブ・スクリプトで返す」を選択すると、可能な場合は入力住所のネイティブ・スクリプトで住所がクレンジングされます。 このオプションが選択されていない場合、DaaSは、入力住所に基づいてネイティブ・スクリプトでデータをクレンジングする必要があるかどうかを自動的に決定します。