パーティ税金プロファイル

税金プロファイルは、パーティのトランザクション税金活動に関連する情報の本文です。税金プロファイルには、メインおよびデフォルトの情報、税務登録、免税、パーティ会計分類、税金レポート・コード、構成オプション、およびサービス・サブスクリプションを含めることができます。

トランザクションに関係する次のパーティの税金プロファイルを設定します。

第一者
第三者
税務当局

第一者

第一者法的エンティティ、法的レポート・ユニットおよびビジネス・ユニットの税金プロファイルを設定します。

第一者法的エンティティは、関連する認証当局(国内本部または国際本部など)に対して組織を識別します。法的エンティティを使用すると、認証当局に対する外部関係をより正確にモデル化できます。第一者法的エンティティと関連税務当局の間の関係は、通常、ビジネスで必要なトランザクション税金の設定を管理します。ほとんどの場合、税金設定は法的エンティティの構成に基づいて使用および保守されます。法的エンティティのデフォルト情報、パーティ会計分類、税金レポート・コードおよび構成オプションを入力します。また、税金計算に外部サービス・プロバイダの税金サービスを使用するかどうかも指定できます。

第一者法的レポート・ユニットは、税金要件を持つ組織内の各事務所、サービス・センター、倉庫およびその他の事業所を識別します。法的レポート・ユニット税金プロファイルは、本社法的エンティティに対して自動的に作成されます。税金目的で必要な場合は、追加の法的レポート・ユニット税金プロファイルを設定します。法的レポート・ユニットには、デフォルト情報、税務登録、パーティ会計分類および税レポート・コードを入力します。また、この設定が許可される税制の税務登録に対するVATおよびグローバル税金レポートのニーズについて、税金レポートの詳細を定義します。

ビジネス・ユニットは、内部会計、財務監視およびレポート要件に従って会社のデータを整理します。ビジネス・ユニットの税金ニーズを管理するために、次の2つの方法のいずれかでビジネス・ユニットの税金プロファイルを使用できます。

トランザクション時の関連する法的エンティティの構成に基づいて、ビジネス・ユニットの税金設定が使用および保守されることを示します。関連する法的エンティティ設定の税金設定は、法的エンティティに固有であるか、「グローバル構成所有者」設定を使用して複数の法的エンティティで共有されます。
特定のビジネス・ユニットによって税金設定が使用および保守されることを示します。ビジネス・ユニットの構成オプションを作成して、サブスクライブされた税金コンテンツがビジネス・ユニットに対して作成されたトランザクションで使用されることを指定します。

独自の設定を保持するビジネス・ユニットの場合は、必要に応じて、デフォルト情報、税金レポート・コード、構成オプションおよびサービス・プロバイダを入力します。

第三者

顧客、サプライヤおよびそのサイトを使用するパーティに対し、第三者税金プロファイルを設定します。第三者または第三者サイトに必要なデフォルト情報、税務登録、パーティ会計分類およびレポート・コードを入力します。顧客および顧客サイトに対する免税を設定できます。

銀行も第三者とみなされます。銀行の作成時に、銀行レコードで指定されている税務登録番号がOracle Fusion Taxのパーティ税金プロファイル・レコードに追加されます。銀行のパーティ税金プロファイルは、表示専用であるため変更できません。変更できるのは銀行レコードのみです。

ノート: 第三者のパーティ税金プロファイルを設定する必要はありません。税金プロファイルを持たない第三者のトランザクションについても税金は計算されます。

税務当局

認証当局設定タスクを使用して、税務当局パーティ税金プロファイルを設定します。税務当局パーティ税金プロファイルでは、税務当局パーティを回収当局またはレポート当局(あるいはその両方)として識別します。回収税務当局は、税送金を管理します。レポート税務当局は、すべての会社トランザクション税金レポートを受信して処理します。

回収税務当局およびレポート税務当局は、該当するすべてのOracle Fusion Taxページの対応する値リストに表示されます。すべての税務当局は、値リストで発行税務当局として選択できます。