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変更されていない列が監査レポートに表示されるのはなぜですか。

カラムの監査を有効にして監査レポートを表示すると、カラムの値を変更していない場合でも、新しく監査可能なカラムが監査レポートに表示されます。

これは、列が監査用に有効化される前に、それらの列の変更(ある場合)が監査表に書き込まれないためです。 監査を有効にすると、これらの列も監査表に追加され、監査レポートに表示されます。

たとえば、2023年1月1日に作成された3つの列(C1、C2およびC3)について考えてみます。 C1およびC2列に値を追加します。

データベース表には、これらの値が表示されます。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value1 c2value1 null 2023年1月1日

監査はC1列に対してのみ有効にするため、対応する監査表にはこれらの値が含まれます。

「最終更新日」列は、常に監査されることに注意してください。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value1 null null 2023年1月1日

3か月後、C1列の値を更新し、C3列の値を追加します。

データベース表には、これらの値が含まれます。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value2 c2value1 c3value1 01-Apr-2023
対応する監査表には2つの行があり、監査対応のC1列に対する最新の変更が表示されています。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value1 null null 2023年1月1日
c1value2 null null 01-Apr-2023

また、2か月後、C2列とC3列の監査をオンにします。 また、C1列の値を更新します。

これで、データベース表にこれらの値が表示されます。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value3 c2value1 c3value1 01-Jun-2023
対応する監査表には3行あります。
C1 C2 C3 最終更新日
c1value1 null null 2023年1月1日
c1value2 null null 01-Apr-2023
c1value3 c2value1 c3value1 01-Jun-2023

C2列およびC3列は2023年4月1日に最終更新されましたが、監査表には、これらの列が2023年6月1日に更新されていることが示されています。 監査表が行のスナップショットとともに追加され、監査が有効な列に対して更新が行われるたびに追加されます。 ただし、ここでは、列C2およびC3の更新は、監査が有効になっていることです。 今後、これらの2つの列の値が変更された場合のみ、C2列およびC3列の監査表が更新されます。