オファリングまたは機能領域を使用した設定データのエクスポートおよびインポート
オファリング全体の設定データをエクスポートしてインポートするか、または1つの機能領域に絞ってプロセスを実行するかを選択できます。
この方法では、複雑なデータ依存関係や設定タスクを理解しなくても簡単にエクスポートおよびインポート・プロセスを実行できます。
オファリングごと
オファリングの設定データを初めてターゲット環境に移行するときには、通常オファリング全体をエクスポートしてインポートします。 オファリング内の使用可能になっている機能領域および機能に関連する設定データがエクスポートおよびインポートされます。
機能領域ごと
時間の経過とともに機能領域固有の設定データが変わったときに、対象の機能領域のみをエクスポートしてインポートする場合があります。 この方法では設定データのエクスポートおよびインポートの範囲を狭めることができるため、オファリング全体を処理するよりも短い時間で移行を完了できます。
特定の機能領域をエクスポートする場合は、その機能領域および使用可能になっている機能の設定データのみがエクスポートおよびインポートされます。
同一レベルのエクスポートおよびインポート
インポート・プロセスは、インポートする構成パッケージ・ファイルを作成したときに使用したオファリングまたは機能領域から開始する必要があります。 そうしなかった場合、正しい構成パッケージ・ファイルをアップロードするまでエラー・メッセージが表示されます。 構成パッケージ・ファイル内のすべての設定データは、対応する機能領域または機能がターゲット環境で使用可能になっているかどうかに関係なくインポートされます。
設定データ比較
エクスポートされた構成パッケージ・ファイルに含まれているオファリングまたは機能領域の設定データを、環境内のオファリングまたは機能領域の設定データと比較できます。 設定データの比較はインポート・プロセスにオプションとして含まれており、どの設定データがインポートされるかを比較および分析できます。 設定データの比較はインポート・プロセスとは別に実行することもできます。 たとえば一定の期間内に環境内の設定データがどのように変化したかを調べる場合など、インポート・プロセスとは別に比較を実行できます。