「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスを実行する理由
「待ち状態のLDAP要求の送信」プロセスを毎日実行して、将来の日付の要求およびバルク要求をLDAPディレクトリ・サーバーに送信することをお薦めします。 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスをスケジュールします。 このトピックでは、「待ち状態のLDAP要求の送信」の目的について説明します。
「待ち状態のLDAP要求の送信」では、次の項目がLDAPディレクトリに送信されます。
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ユーザー・アカウントを作成、一時停止、および再アクティブ化する要求。
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就業者用に個人レコードを作成すると、ユーザー・アカウント要求は自動的に作成されます。
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個人にロールや現在の雇用関係がない場合、ユーザー・アカウントを一時停止する要求が自動的に生成されます。
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一時停止したユーザー・アカウントを再アクティブ化する要求は、退職済就業者を再雇用した場合に自動的に生成されます。
このプロセスでは、企業でユーザー・アカウントの自動作成と管理が無効になっていないかぎり、これらの要求がLDAPディレクトリに送信されます。
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勤務先Eメール。
個人レコードを作成するときに勤務先Eメールを含めると、プロセスによってそれらのEメールがLDAPディレクトリに送信されます。
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ロール・プロビジョニングおよびプロビジョニング解除要求。
このプロセスでは、企業でロールの自動プロビジョニングが無効になっていないかぎり、これらの要求がLDAPディレクトリに送信されます。
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個人ユーザーに対する個人属性の変更。
このプロセスでは、企業でユーザー・アカウントの自動管理が無効になっていないかぎり、この情報がLDAPディレクトリに送信されます。
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Oracle Fusion Cloud HCMで発信されたHCMデータ・ロールに関する情報。
一度に実行できるのは、「待ち状態のLDAP要求の送信」の1つのインスタンスのみです。