商業文書の印刷方法

EMEA用商業文書の印刷機能を使用すると、文書タイプ、印刷モード、サード・パーティ情報など、レポートの主要属性を定義できます。

商用ドキュメントを印刷するには、「スケジュール済プロセス」ページに移動し、「EMEA用商業文書の印刷」プロセスを検索します。

次の表に、プロセス送信前に選択できるさまざまなパラメータを示します:

パラメータ	説明	必須
法的エンティティ	印刷する文書を発行した法的エンティティ。デフォルト値は、ユーザーの参照データ・セットにリンクされている法的エンティティです。	はい
税務登録番号	印刷する文書を発行した税務登録番号。	いいえ
ビジネス・ユニット	印刷する文書を発行したビジネス・ユニット。デフォルト値は、ユーザーの参照データ・セットにリンクされているビジネス・ユニットです。	はい
開始日	文書が登録されている期間の開始日。	いいえ
終了日	文書が登録されている期間の終了日。	いいえ
サード・パーティ・タイプ	文書の送付先のサード・パーティのタイプ。ポーランドの場合、サード・パーティ・タイプは「顧客」のみにできます。	はい
サード・パーティ	文書が発行された対象のサード・パーティ。	いいえ
サード・パーティ・サイト	文書が発行された先のサード・パーティ・サイト。	いいえ
印刷モード	オプションは、「下書き」および「最終」です。デフォルト値は「ドラフト」です。印刷後にデータを検証するには、ドラフト・モードを使用します。印刷版をサード・パーティに提示する準備ができたら、「最終」を選択します。「確定」を選択すると、レポートのコピーと、「トランザクションの表示」ページから表示できるトランザクションがリンクされます。	はい
文書タイプ	印刷する文書は、定義する特定の文書会計分類に制限されます。	いいえ
開始文書番号	印刷する文書番号の範囲内の最初の番号。	いいえ
終了文書番号	印刷する文書番号の範囲内の最後の番号。	いいえ
印刷通貨	文書を印刷する通貨。オプションは、「入力通貨」および「元帳通貨」です。	はい
印刷テンプレート	文書の印刷に使用するテンプレート。	いいえ
ソート・キー	文書が印刷される順序。	はい

EMEA用の商用文書の印刷プロセスでは、請求書印刷を実行する子プロセスも起動します。

「ドキュメント・タイプ」列が空で、「テンプレートの印刷」列にテンプレートが定義されている場合、トランザクションは「トランザクション・タイプ・リージョン情報」フィールドに定義されているテンプレートを使用して印刷されます。両方の列が空で、対応するパラメータに印刷テンプレートが定義されていない場合は、トランザクションは印刷されません。実行レポートでは、選択された一部のトランザクションが印刷されなかった理由を識別できます。

レイアウトの決定

プロセスによって、次のいずれかのプロセスにおける各文書のレイアウトが決定されます:

プロセスは、特定のレイアウトがリクエストされているかどうかをチェックします。
レイアウトが指定されていない場合、プロセスは、「文書会計分類」フィールドに割り当てたレイアウトをチェックします。
売掛/未収金トランザクションの場合は、「売掛/未収金取引タイプ」ページの「リージョン情報」セクションにある「印刷テンプレート」フィールドの値もチェックされます。

実行レポートのレビュー

EMEAの商用文書の印刷プロセスでは、商用文書の印刷実行レポートの情報がチェックされます:

文書会計分類または文書サブタイプと請求書の印刷に使用されるテンプレートとの関連の有効性。
サード・パーティ名、文書番号およびトランザクション日などの文書会計情報。

レポートには、指定したパラメータに基づいて、印刷用に選択したすべてのトランザクションがリストされます。印刷のレイアウトを決定できない場合でも、レポートには文書のデータ抽出が表示されます。この場合、印刷テンプレート列は空白です。

文書印刷ステータスの決定

文書が最終印刷モードで印刷されると、文書ヘッダーの「リージョン情報」セクションの「印刷ステータス」フィールドが「印刷済」に設定されます。

請求書のバッチを最終モードで印刷すると、追加のプロセスが実行され、バッチ内のトランザクションごとに個別の添付ファイルが作成されます。添付ファイルは、元の請求書と区別するために、「重複」とマークされた元のトランザクションのコピーです。印刷ステータスを「印刷済」に設定して最終モードで印刷された請求書を再印刷するには、「トランザクションのレビュー」ページのメイン・ページから添付を選択して印刷します。