予算管理検証の変更
管理予算のステータスによって、管理レベル、許容範囲、上書き、補足ルールなど、予算管理検証に対して実行できる変更が決まります。
予算管理検証を変更する際には、次の点を考慮する必要があります:
-
管理予算使用中
-
再定義ステータスの予算の管理
-
ツリー変更の残高再計算
予算管理検証の変更は新規トランザクションにのみ影響し、既存のトランザクションは再処理されません。
管理予算使用中
管理予算が使用中の場合は、次を変更できます:
-
予算マネージャ
-
管理レベルと許容範囲
-
予算調整設定
-
レート・タイプ
再定義ステータスの管理予算
管理予算が再定義ステータスの場合、次の変更を行うことができます:
-
管理予算終了期間の延長
-
ツリー詳細の更新および設定のオーバーライド
-
サプリメンタル・ルールの追加、編集、有効化および無効化
管理予算を「使用中」から「再定義中」ステータスに変更して変更するには、次のステップを使用します:
-
「編集」「管理予算」ページにナビゲートします。
-
「アクション」メニューから、「閉じる」を選択して保存します。
-
「アクション」メニューから、「再定義」を選択します。
-
管理予算に変更を加えて保存します。
-
管理予算ステータスを「使用中」に戻すには、「アクション」メニューから「使用準備」を選択します。
永久クローズ済ステータスの管理予算
管理予算が永久クローズ・ステータスの場合、管理予算に次の内容が適用されます:
-
予算管理検証に対して予算は考慮されません
-
予算は「使用中」ステータスに変更できません
-
予算はレポートに使用できます
ツリー変更の残高再計算
組織を再編成し、ツリーを変更すると、予算管理で予算管理残高が自動的に再計算されます。
すでに使用されている管理予算のツリーを変更した後に残高を再計算するには、次のステップを使用します:
-
「編集」「管理予算」ページにナビゲートします。
-
「アクション」メニューから、「閉じる」を選択して保存します。
-
「アクション」メニューから、「再定義」を選択します。
-
管理予算セグメントのツリー詳細を必要に応じて更新し、保存します。 たとえば、別のツリー・ラベルを使用して支出を管理する場合は、ツリー・ラベルを更新します。
-
「スケジュール済プロセス」にナビゲートし、更新したツリーおよびツリー・バージョンの「予算管理のツリーのリフレッシュの実行」プログラムを選択します。 予算管理の階層のデータ・モデル・コピーがリフレッシュされます。
-
管理予算に戻り、「アクション」メニューから「使用準備」を選択して、管理予算ステータスを「使用中」に戻します。 管理予算では、必要に応じて残高が再計算されます。
予算管理では、これらのトランザクションが再編成の前に予約されている場合、残余予算引当のトランザクションは再発行されません。 予算管理残高を再計算すると、負の資金残高になる可能性があります。