区分カテゴリの設定に関する考慮事項

プロジェクトをグループ化するプロジェクト分類を定義します。プロジェクト分類には、区分カテゴリと区分コードが含まれます。

カテゴリは、産業セクターなどのプロジェクトを分類できる幅広いサブジェクトです。コードは、建設、銀行、医療など、カテゴリの特定の値です。

プロジェクト分類を設定する場合は、次のオプションを指定します。

すべてのプロジェクトに割当
すべてのプロジェクト・タイプに割当
会計ソースとして使用可能
プロジェクトごとに1つのクラス・コード
区分コード率の入力
クラス・コード
プロジェクト・タイプ

すべてのプロジェクトへの割当

すべてのプロジェクトにこの区分カテゴリに割り当てられたコードが必要な場合、このオプションを有効にします。この区分カテゴリがオプションの場合は有効にしないでください。

すべてのプロジェクト・タイプに割当

すべてのプロジェクト・タイプのプロジェクトにこの区分カテゴリを必須にする場合は、このオプションを有効にします。

会計ソースとして使用可能

このオプションは、Oracle Fusion Subledger Accountingでマッピング・セット、勘定科目ルール、仕訳明細ルールおよび摘要ルールの作成にこのカテゴリを使用できるように、区分カテゴリを会計ソースとして使用できるかどうかを示します。

Oracle Fusion補助元帳会計で会計ソースとして使用できるのは、一度に1つの区分カテゴリのみです。 Oracle Fusion Subledger Accountingで使用される区分カテゴリを変更するには、古い区分カテゴリを非アクティブ化し、別の日付範囲で新しい区分カテゴリを作成します。

プロジェクトごとに1つのクラス・コード

プロジェクトに対してこの区分カテゴリを持つ1つの区分コードのみの入力を許可するかどうかを指定します。

ノート: プロジェクトの1つのカテゴリに複数の区分コードを定義すると、区分カテゴリ別のレポートに影響する場合があります。たとえば、複数のクラス・コードを定義すると、1つのコードが複数回レポートされる場合があります。

区分コードのパーセントおよび合計パーセントは100である必要があります

パーセントをこのカテゴリに関連付けられた区分コードに関連付ける場合は、このオプションを有効にします。 1つの区分カテゴリに複数の分類コードが関連付けられている場合は、プロジェクトの相対値を売上または同様のメトリックでレポートできます。このオプションを有効にすると、プロジェクト・タイプに関係なく、カテゴリにクラス・コードのパーセント値が必要になります。

選択したクラス・カテゴリのすべてのクラス・コード率の合計が100%になるようにアプリケーションに要求する場合は、「合計パーセントは100である必要があります」オプションを有効にします。このオプションはいつでもクリアできます。クラス・カテゴリをプロジェクトに追加した後は、「区分コード・パーセントの入力」オプションを変更できず、「合計パーセントは100と等しい」チェック・ボックスを選択できません。

区分コード

カテゴリの区分コードを定義して、レポート用により具体的なプロジェクト・グループを作成できます。各区分コードを参照データ・セットに割り当てて、プロジェクト・ユニットに関連するコードのみがプロジェクトで使用できるようにします。

プロジェクト・タイプ

プロジェクト分類を、そのプロジェクト・タイプのプロジェクトで選択できるように分類のプロジェクト・タイプに関連付けます。分類をプロジェクト・タイプ定義に追加し、プロジェクト・タイプを区分カテゴリ定義に追加できます。

プロジェクト・タイプのすべてのプロジェクトをクラス・カテゴリに関連付ける必要がある場合は、プロジェクト・タイプの「すべてのプロジェクトに割当」オプションを選択します。