プロジェクト・ステータス変更ワークフロー
プロジェクト・アプリケーション管理者は、プロジェクト・ステータスのワークフローを有効にできます。 承認ワークフローが開始されると、プロジェクト・ステータスの変更時に、通知を受信するように構成されたすべての関係者に通知が送信されます。
デフォルトのワークフロー・プロセスでは、プロジェクト・ステータス変更の承認リクエストがプライマリ・プロジェクト・マネージャに送信されます。 RESTおよびSOAPサービスを使用してプロジェクト・ステータスを更新し、アプリケーションがステータス変更ワークフローを開始することもできます。
「設定およびメンテナンス」作業領域の「プロジェクト・ロールの管理」タスクを使用して、プロジェクト・ステータスの作成および取下げ通知を受信するプロジェクト・ロールおよび個々の関係者を構成します。 このような通知には、様々な付加フレックスフィールドを含めることができます。
プロジェクト管理者またはプロジェクト・マネージャの場合:
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プロジェクト・ステータスを作成または変更し、承認のために発行すると、通知を受信するように構成されているすべての関係者に通知が送信されます。
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通知を取り下げるか、ワークフローでエラーが発生すると、プロジェクトのステータスが前のステータスに戻ります。
財務対応プロジェクトのステータス変更にワークフローを使用していて、ワークフローを財務以外のプロジェクトに拡張する場合は、まずワークフロー構成をレビューして必要に応じて更新します。

プロジェクト・ステータス変更ワークフロー設定
実装時に、プロジェクトがそのステータスに変更される前に承認を必要とするプロジェクト・ステータスを指定します。
ワークフローが有効な各プロジェクト・ステータスに対して、次のパラメータを指定することもできます:
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プロジェクト・ステータス変更を受け入れると、アプリケーションによってプロジェクトに割り当てられるステータス。
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プロジェクト・ステータス変更を否認した後に、アプリケーションによってプロジェクトに割り当てられるステータス。
たとえば、実装時に「発行済」ステータスのワークフローを有効にし、次のワークフロー属性を構成するとします:
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「発行済」プロジェクト・ステータスの「変更受入後のステータス」フィールドで、「アクティブ」ステータスを、ステータス変更が受け入れられるときにアプリケーションがプロジェクトに割り当てるステータスとして指定します。
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「発行済」プロジェクト・ステータスの「変更否認後のステータス」フィールドで、「却下済」ステータスを、ステータス変更が否認されたときにアプリケーションがプロジェクトに割り当てるステータスとして指定します。
この例では、依頼者がプロジェクト・ステータスを送信済に変更すると、ワークフロー・プロセスによってステータス変更リクエストがプロジェクト・マネージャのワークリストにルーティングされます。 プロジェクト・マネージャがステータス変更を受け入れると、ワークフロー・プロセスによってアクティブ・ステータスがプロジェクトに割り当てられます。 プロジェクト・マネージャがステータス変更を否認すると、ワークフロー・プロセスによって「否認済」ステータスがプロジェクトに割り当てられます。
