監査の設定
追跡する属性の監査を有効にします。 これを行うには、Oracle Fusion Functional Setup Managerに対する権限を持つユーザーである必要があります。
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ナビゲータで、「自分の企業」 > 「設定および保守」の順に選択します。 「検索タスク」フィールドで、「監査ポリシーの管理」タスクを検索します。 次に、「タスク」リストでそのタスクを選択します。
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「監査ポリシーの管理」ページで、Oracle Fusion Applicationsの行を探します。 その「監査レベル」フィールドで、「監査」が選択されていることを確認します。
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その行の「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ボタンをクリックします。
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「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページの「製品」フィールドで、「リスクおよびコントロール」を選択します。
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「オブジェクト」セクションに、ビジネス・オブジェクトの階層リストが表示されます。 追跡する属性を含むチェック・ボックスを選択します。
監査可能な各オブジェクトは階層に属しています。 (多くの場合、ルート・オブジェクトの直下の子は、ルートと同じ名前のオブジェクトです。) 親オブジェクトだけでなく、追跡する属性があるそれぞれの子オブジェクトのチェック・ボックスも選択します。
親を選択しなくても子オブジェクトを選択できますが、そうすると親に関連するデータが監査レポートから除外される可能性があります。 たとえば、「ユーザー割当グループ」階層で「ユーザー・グループ・メンバー」子オブジェクトのみを選択できます。 そうすると、ユーザー・グループの削除を表示するためのレポートで、削除されたグループのメンバーは表示されますが、グループ自体が識別されなくなります。 子オブジェクトを選択するときは、常にその親も選択することをお薦めします。
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「監査済属性」セクションで、「作成」(プラス・アイコン)をクリックします。 「監査属性の選択と追加」ダイアログで、追跡する各属性のチェック・ボックスを選択します。 次に「OK」をクリックします。
子オブジェクトの属性は1回に1つのオブジェクトずつ選択してください。 1つの子オブジェクトが終了したら、別の子オブジェクトを選択し(ステップ5)、「監査済属性」 > 「作成」を選択して、新しく選択します。 すべての子オブジェクトから選択したすべての属性が監査されます。 すべてのオブジェクトからオブジェクトを選択する必要はありません。
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選択が完了したら、「保存してクローズ」をクリックします。
たとえば、拡張コントロールに対する変更を追跡するとします。 「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページを開くと、「拡張コントロール」オブジェクトの下位に4つの階層があります。 その直下の子オブジェクトも「拡張コントロール」と呼ばれています。 その下に、「観点」、「結果の観点」および「関連レコード」というタイトルの3つのノードがあります。
通常は、自分の実装に該当する子オブジェクトとそのすべての親のすべての属性を選択します。 たとえば、「関連レコード」の属性は、拡張コントロールをプロセス、リスクまたはコントロールに関連付ける場合にのみ使用するとします。 そうである場合は、「関連レコード」の属性を選択します。 そうでない場合は、そうしません。