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Formulaによる変数データ型の判断

変数のデータ型は、数値、テキストまたは日付です。 変数に格納できる情報の種類はデータ型で決まります。

変数の型を指定する必要はありません。 Formulaは、変数の使用方法に基づいてタイプを決定します。 たとえば、変数に'J. Smith'と設定した場合、Formulaはこれをテキスト変数であると解釈します。

注意: テキスト文字列に数値を追加するなど、不適切または一貫性のない方法で変数を使用すると、Formulaコンパイルでエラーが発生します。

変数データ型の決定

Formulaでは、変数データ型を決定するためのルールが、リストされている順序で処理されます。

  1. 入力文で指定された入力を変数にします。 次に例を示します。

    INPUTS ARE SALARY_AMOUNT,
    START_DATE (DATE),
    FREQUENCY (TEXT)

    文内で変数データ型が指定されていない場合、Formulaは変数が数値であると見なします。

    DEFAULT_FOR文を使用して、変数のデータ型を決定できます。

    DEFAULT FOR B IS 0 /* B is a NUMBER variable. */

    配列データベース・アイテムの場合は、DEFAULT FOR文によって索引タイプおよび値タイプが決まります。

    DEFAULT FOR A IS EMPTY_NUMBER_NUMBER /* A is a NUMBER_NUMBER array variable. */

    DEFAULT_DATA_VALUE FOR文を使用して、変数のデータ型を決定できます。

    DEFAULT_DATA_VALUE FOR A IS 0 /* A could be a NUMBER_NUMBER or NUMBER_TEXT variable. */
  2. Formulaでデータベース・アイテムのリストを検索します。 リスト内に変数があれば、データ型が判明します。

  3. 文を処理するコンテキスト内に変数が出現する場合、Formulaはコンテキストのリストを検索します。 リスト内に変数があれば、データ型が判明します。見つからなければエラーが返されます。

  4. 変数がデータベース・アイテムとコンテキストのいずれでもない場合、Formulaはこれをローカル変数として処理し、変数の使用方法に基づいてそのデータ型を判断します。 次に例を示します。

    A = 'abc' /* A is a TEXT variable. */