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エレメント設定によるエントリとその値への影響

エレメントの入力値により、このエレメントの各エントリで使用可能なエントリ値が定義されます。

表示用にマークされている入力値ごとに、関連付けられているエレメント・エントリ値を「エレメント・エントリ」ページで使用できます。

  • 勤務時間数など、一部のエントリ値はエレメント計算への入力を提供します。

  • その他は、給与計算によって発生します。 たとえば、給与計算で以前に処理されたエレメントなどです。

この図はエレメントおよびエレメント・エントリを示しています

エレメント・エントリに影響のあるエレメント設定

次の表では、エレメント・エントリに影響のあるエレメント設定オプションを示します。

設定オプション

エレメント・エントリへの影響

計算ルール

計算ルールにより、エレメント・エントリで入力する必要のある入力値が決定されます。 たとえば、定額支給項目エレメントの場合、通常は金額、周期性、および金額が常勤換算値であるかどうかを指定します。 因子計算ルールを使用する支給項目エレメントの場合は、50パーセントなら0.5のように、係数を入力します。

エントリの期間

エレメントを固定処理または変動処理と指定できます。

給与など、固定処理エレメントのエントリは、エレメント終了日まで存続し、通常は各支払期間中に1回以上処理されます。 超過勤務手当など、変動処理エレメント・エントリは1回のみ処理されます。 従業員の給与計算にエレメントを含める際には、毎回新規エレメント・エントリを作成する必要があります。

個人に割り当てられた給与によって、変動処理エレメント・エントリのエントリ日付の生成方法が制御されます。 給与期間の終了日から変動処理エレメント・エントリの終了日が導出されます。

次の例について考えてみます。 有効日2020年12月3日で、変動処理エレメント・エントリを月給従業員に割り当てます。 この場合、終了日は2020年12月31日として自動的に導出されます。 または、有効日が2020年12月3日の給与を割り当てる前に、変動処理エレメント・エントリを個人に割り当てるとします。 このシナリオでは、開始日と終了日が2020年12月3日として導出されます。

自動入力

自動入力オプションを使用して適格レコードを作成すると、すべての適格就業者のエレメント・エントリを作成するプロセスが送信されます。 たとえば、事前定義済米国課税エレメントのエレメント適格レコードに、自動入力オプションを選択します。

この設定により、すべての適格就業者に、税計算プロセスを開始するエントリが存在することになります。

テンプレートの質問「エレメントに対して適格なすべての個人がエレメントを自動的に受け取る必要がありますか?」で「はい」と回答した場合、このチェック・ボックスが選択済になります。

ノート: このオプションは頻繁に選択するものではなく、エレメントの作成後は選択しないでください。 このルールが一貫して適用されるエレメントは税金のみです。

複数エントリの許可

たとえば、通常および超過勤務時間エントリ用に複数のエントリを許可します。 この設定を使用すると、時間給従業員の時間を別々に報告し、従業員が勤務したプロジェクトまたはコスト・センター間で区別することが可能になります。

このオプションは、支払は隔週で、超過勤務手当の入力は週次ベースである時間給就業者に使用できます。

福利厚生や賞与など、他のエレメントを、1回の支払期間中に1エントリと制限することができます。

追加エントリ

このオプションを使用すると、固定処理エレメントにまれに発生する1回のみのエントリを追加できます。 この追加エントリは、通常のエントリ額をオーバーライドするか、追加することができます。

検証、計算、またはデフォルトFormula

Formulaを使用して次の処理を実行できます。

  • エレメント・エントリを作成する際に、1つ以上のエントリ値についてデフォルト値を設定できます。

  • 1つ以上のエントリ値について適切な値を計算し、エレメント・エントリを保存する際に新しい値を適用できます。 Formulaは値の計算にこのエントリ値または他のエントリ値のエントリを使用できます。

  • エレメント・エントリを保存する際に1つ以上のエントリ値を検証します。

エントリ値に影響を与える入力値設定

この表は、エレメント入力値の設定がエレメント・エントリのエントリ値にどのように影響を与えるかを示しています。

ノート: エレメントの作成後に給与プロセスが実行された場合、エレメントに入力値を追加することはできません。 この動作は、給与計算にこのエレメントが含まれていたかどうかに関係なく有効です。 入力値を追加するには、エレメント作成日より後に実行されたすべてのプロセスをロールバックします。

設定するもの

例およびエレメント・エントリへの影響

デフォルト値

たとえば、デフォルトの道具手当を週に5.00USDと入力し、必要に応じて個別のエレメント・エントリの値を増加または減少できます。

通常のデフォルト値は、エレメント・エントリの作成時に初期値を設定します。 エレメントまたは適格レコードのデフォルト値を変更しても、既存のエントリには影響がありません。

または、エレメント・エントリの作成時のかわりに、給与プロセスの実行時にデフォルト値を適用することができます。 このように選択すると、給与計算実行の日の最新の値を必ず使用できます。 エレメント・エントリでデフォルト値を手動で上書きできます。

参照タイプ

従業員株式購入プランでは、組織によって従業員が支給項目の1、2、3、4、または5%に基づいて株式を購入することのみを許可するよう指定できます。 または、車両手当の場合、レート・コードをA、B、CまたはDと指定できます。 この設定では、これらの値を使用して参照を定義し、エレメント定義レベルで入力値に関連付けることができます。

エントリ値を入力する際、提供されたリストの値のみ選択できます。

最小値および最大値

前述と同じ例で、最小値または最大値、あるいはその両方を設定できます。 従業員が従業員株式購入プランに貢献できる支給項目パーセントの値を指定します。

入力値設定により、エントリ値がこれらの制限を超えると警告またはエラー・メッセージが表示されます。

必須

超過勤務エレメントの時間数、または出来高払いの単位、または車両手当の場合エレメントのタイプの入力を必須に設定できます。

特別な目的

「個人詳細」ページのエレメント・エントリ要約には、1つの入力値が表示されます。 「プライマリ入力パラメータ」の特別な目的が存在する場合、その入力値が表示されます。

Formulaによる検証

年次賞与の場合、従業員の勤続期間と現行給与に基づいて最大入力値を検証する式を指定できます。

入力値設定により、エントリ値が検証を通過しないと警告またはエラー・メッセージが表示されます。