変更アサイメント・トランザクション中の給与の更新
アサイメントの更新中に、従業員の給与を更新できます。 「アサイメントの変更」クイック処理を使用して、従業員を新しい給与に転送するか、既存の給与を編集します。
たとえば、従業員が新しい部門に異動し、月次給与から週次給与に変更された場合、アサイメントの変更トランザクションの一部として新しい給与を取得できます。 タイム・カード必須や超過勤務期間などの給与アサイメント情報を更新することもできます。
アクセシビリティ・ステップ
- 「アサイメントの変更」クイック・アクションを選択します。
- 更新するアサイメントを選択します。
- 「給与詳細」を選択します。
- 「時期と事由」セクションおよびその他の選択したリージョンを入力します。
- 「給与詳細」セクションに進みます。
- アサイメントにすでに給与が割り当てられていない場合は、給与を作成できます。
- アサイメントに給与が割り当てられている場合は、現在の給与周期を編集するか、新しい給与周期に転送できます。
- 「現行の編集」「給与周期」を選択すると、「給与周期」フィールドが編集可能になります。
- 「新規給与周期への転送」を選択した場合は、新規給与周期詳細を入力できます。
ノート: 新しい給与周期レコードは、「時期および事由」セクションに入力されたアサイメント変更開始日で作成されます。 現在の給与周期レコードは前日の時点で終了します。
使用上のヒント
オプションは特定の条件では使用できない場合があります:
- 次の場合、編集オプションは使用できません:
- トランザクション設計スタジオを使用して、「給与の超過勤務期間」と「給与に必要なタイム・カード」の両方が非表示になります。
- 次の場合、転送オプションは使用できません:
- アサイメントに先日付の給与転送がすでに存在するか、アサイメントに先日付の変更(退職など)がある場合。
- 従業員にアクティブな給与周期がなくなった場合(退職またはアサイメントが終了したため)、現在の給与周期は空白になります。
- 次の条件では、(質問リストから選択した場合でも)給与リージョンは非表示になります:
- 選択したアサイメントに給与関係がない場合。
- 就業者タイプが「派遣就業者」または「非就業者」の場合。
- 給与リージョンにアクセスするためのセキュリティ権限がユーザーにない場合。
- 次の場合、給与リージョンは読取り専用です:
- 「アサイメントの終了」または「臨時アサイメントの終了」で選択された処理。
- ログイン・ユーザーは、読取り専用で給与リージョンにのみアクセスできます。
- 選択した割当は非アクティブです。 「給与関係の管理」クイック処理を使用して、退職後にアサイメントの給与に必要な更新を行います。
承認
変更割当が発行されると、承認が行われます(承認が構成されている場合)。 給与変更は承認プロセスの一部であり、アサイメントの変更が承認されるまでコミットされません。
承認プロセスが完了するまで、「給与関係の管理」を介して従業員の割当済給与にこれ以上変更を加えることはできません: 給与セクションと「その他の情報」セクションは編集のためにロックされます。
Manage Payroll Relationshipのロックに関するルール
- 給与関連リージョンアサイメントの変更トランザクションを開始し、給与セクションで次のいずれかの処理を実行すると、「給与関係の管理」の「給与関連」リージョンのロック・ステータスは、次に説明するように異なります:
処理 ロック・ステータス 「編集」をクリックしますが、変更は行いません ロック済 「編集」をクリックしますが、変更を加えず、「取消」ボタンをクリック ロックされません 「編集」をクリックして変更を行います ロック済 「編集」をクリックして変更し、「取消」ボタンをクリック ロックされません
- 給与詳細リージョンアサイメントの変更トランザクションを開始し、「その他情報」セクションで次の処理のいずれかを実行すると、「給与関係の管理」の「給与アサイメント詳細」リージョンのロック・ステータスは、次に示すように異なります:
処理 ロック・ステータス 変更の実行 ロック済 変更ありません - その他の情報が有効な場合はロック済
- トランザクション設計スタジオを使用してその他の情報が使用不可の場合、ロックされません
一時保存オプション
「アサイメントの変更」で「一時保存」オプションを使用すると、給与リージョンで行われた変更が保存され、トランザクションは後日破棄または再開できます。 ただし、次の条件によって保存済トランザクションが無効になる場合があります:
- 給与転送は、アサイメントの変更トランザクションの一部として入力され、後で保存されます。 一方、別の給与転送は「給与関係の管理」タスクを使用して記録されます。 「割当の変更」トランザクションを再開すると、「時期および事由」セクションに次のエラー・メッセージが表示されます: 「このトランザクションは、保存後に給与関連が変更されたため、有効ではなくなりました。 捨てて、新しいものを始めなさい」。
- その他の情報属性は、割当の変更トランザクションの一部として入力または更新され、後で保存されます。 その間、「給与関係の管理」タスクを使用して同じ属性も変更されます。 「割当の変更」トランザクションを再開すると、「時期および事由」セクションに次のエラー・メッセージが表示されます: 「このトランザクションは、保存後に給与アサイメント詳細が変更されたため、有効ではなくなりました。 捨てて、新しいものを始めなさい」。
ロール
「給与詳細」リージョンは、次の集計権限を使用して保護されます:
| 集計権限 | ジョブ・ロール |
|---|---|
| 給与関係の管理 ORA_PAY_PERSONAL_PAYROLL_ RELATIONSHIP_MANAGEMENT_DUTY |
|
| 給与関係の表示 ORA_PAY_PERSONAL_PAYROLL_ RELATIONSHIP_VIEW_DUTY |
人事管理アナリスト |
ノート: デフォルトでは、給与リージョンは使用可能です。 これを無効にするには、トランザクション設計スタジオでルールを作成します。
考慮事項
- 承認通知には給与変更は含まれません。 承認者は、給与計算フィールドに加えられた変更がある場合、その変更を確認できません。 これは、後続のリリースで提供されます。
- リージョンを無効にして後日有効にすると、リージョンを表示するかどうかを制御する事前定義済ルールが無効になります。
- 「雇用変更の保持」プロファイル・オプションを「はい」に設定して、ユーザーが有効日を変更したときに、進行中のトランザクションに有効な雇用変更を保持できるようにします。 プロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合でも、給与データは保持されません。
- 自動完了ルールを作成して、新規給与周期を検証するか、割当属性に基づいてデフォルト設定できます。
ノート: 「アサイメントの変更」フローで給与周期フィールドを必須にしている場合は、特定の状況で問題が発生する可能性があるため、注意が必要です。 次のシナリオを考えてみます: 従業員が現在給与計算に含まれていません。 「アサイメントの変更」を開始し、質問リストから給与リージョンを選択します。 給与リージョンをオープンすると、新しい給与レコードが自動的に作成されますが、ログイン・ユーザーは読取り専用モードでそのリージョンにのみアクセスできます。