フロー内の複数のタスクのロールバック

チェックリスト内の「アクション」メニューから「すべてロールバック」オプションを使用して、フロー内の複数のタスクをロールバックします。フロー内のタスクをロールバックするために、各タスクを手動で選択する必要はありません。

次の5つのタスクがあるフローを実行するとします:

タスクA、タスクB、タスクC、タスクDおよびタスクE

タスクA、BおよびCを実行し、すべてのタスクをロールバックする場合は、「アクション」メニューから「すべてロールバック」オプションを使用し、完了した3つのタスクすべてをロールバックできます。その後、チェックリスト内のタスクを再処理できます。

一括ロールバック・アクションが進行中になると、ロールバック・アイコンが表示され、タスクがロールバック中であることが示されます。チェックリストに多数のタスクがあり、すべてのアクションのロールバックが進行中の場合、ロールバックされるタスクがあるアクティビティのみがオープンされ、ロールバック・アクションが進行中であることがわかります。

「最終更新日」フィールドには、各タスクのロールバック・アクションを実行したユーザーが反映されます。次の場合は、タスクをロールバックできません:

フロー内のこれらのタスクへのアクセス権がありません。
フロー・タスク・インスタンスのいずれも、IN_PROGRESSステータスになります。
現在のフロー・インスタンスのロールバックが進行中です。

前述のすべてのケースで、「アクション」メニューに「すべてロールバック」アクションは表示されません。

フロー・レベルで「処理」メニューから「すべてロールバック」処理を実行する場合、フロー内のすべてのスキップ済タスクをロールバックすることはできません。たとえば、フローの最初のタスクがスキップされ、2番目のタスクで「すべてロールバック」処理を使用する場合、最初のタスクはこの処理には含まれません。

フローの送信時に生成されるチェックリストから、フロー内のタスクのステータスをモニターします。給与計算プロセスですべてのアクションのロールバックを開始するには、次のステップに従います:

チェックリスト内で、ロールバックするタスクを選択します。
チェックリスト内の「アクション」メニューから「すべてロールバック」オプションを選択します。ロールバック処理が開始されたことを示すメッセージが表示されます。プロセスのステータスが「処理中」に変わります。
「次」をクリックして、ロールバックされる従業員の詳細を表示します。
「取消」をクリックして、「チェックリスト」ページに戻ります。
ページをリフレッシュするには、「リフレッシュ」ボタンを使用します。

ロールバックされたタスクのステータスが「完了」に変わります。「すべてロールバック」アクションは、何回でも実行できます。