有効日
給与インタフェース抽出では、有効開始日および終了日の機能を使用してデータ・エレメントを管理します。 2つのデータ・エレメントEffectiveStartDateおよびEffectiveEndDateには、レコードの抽出の開始日と終了日が格納されます。
データの抽出において、このインタフェースでは給与インタフェースの送信時に指定された「プロセス終了日」パラメータを有効日として使用します。
たとえば、ある従業員に関する次の有効日アサイメント・データ・レコードのセットについて考えてみましょう。
レコードID |
開始日 |
終了日 |
説明 |
---|---|---|---|
1 |
17年1月1日 |
17年5月31日 |
就業者がコンサルタントとして採用されました。 |
2 |
17年6月1日 |
17年11月30日 |
就業者がシニア・コンサルタントに昇進しました。 |
3 |
17年12月1日 |
終了時間 |
就業者の事業所が変わりました。 |
シナリオ1
有効日を2017年12月10日として抽出プロセスを実行すると、レコード3が抽出されます。
次の図は、17年12月10日を有効日として抽出プロセスが実行されたときにどのレコードが抽出されるかを示しています。

シナリオ2
有効日を2017年6月10日として抽出プロセスを実行すると、レコード2が抽出されます。
次の図は、17年6月10日を有効日として抽出プロセスが実行されたときにどのレコードが抽出されるかを示しています。
