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HCMデータ・ローダーを使用したデータのロード方法

このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用して、.datファイルからデータを一括してロードするプロセスについて説明します。 任意のソースからのデータを使用できます。

次の図は、プロセスの概要を示しています。
この図は、ユーザーからOracle WebCenter Contentサーバー、 さらにそこからHCMデータ・ローダーへのフローを示しています。 インポート・ステージで検出されたエラーがユーザーにレポートされ、 ユーザーがこれらのエラーを修正して別のファイルをアップロードできることが示されています。 正常にインポート・ステージを 完了したオブジェクトは、アプリケーション表に ロードされます。 ロード・ステージで検出されたエラーもユーザーにレポートされ、 ユーザーはこれらのエラーを修正して別のファイルをアップロードできます。

このプロセスのステップは次のとおりです。

  1. .datファイルが含まれている.zipファイルをOracle WebCenter Contentサーバーに配置します。 ファイルをサーバーに直接アップロードすることも、ローカル・ファイルに対してHCMデータ・ローダー・インタフェースを使用することもできます。

  2. .zipファイルをインポートおよびロードするための要求をHCMデータ・ローダーに送信します。 このステップでは、HCMデータ・ローダー・インタフェースまたはHcmCommonDataLoader Webサービスのいずれかを使用できます。

  3. HCMデータ・ローダーが、.zipファイルを解凍し、そのステージ表に個別のデータ行をインポートします。 ステージ表では、関連するデータ行がグループ化されてビジネス・オブジェクトを形成します。

    インポート・フェーズでエラーが発生した場合には、HCMデータ・ローダー・インタフェースにレポートされます。

  4. HCMデータ・ローダーが、関連する論理オブジェクト・インタフェース・メソッド(製品サービスで提供)をコールする前にユーザーを昇格して、有効なオブジェクトをアプリケーション表にロードします。

    ロード・フェーズでエラーが発生した場合には、HCMデータ・ローダー・インタフェースにレポートされます。

  5. インポート・フェーズおよびロード・フェーズでエラーがあればレビューします。 このステップは、HCMデータ・ローダー・インタフェースまたは「HCMデータ・ローダー・データ・セット要約」抽出を使用して実行できます。

  6. ソース・データにインポート・フェーズおよびロード・フェーズでのエラーがある場合は、修正します。

  7. 修正したデータが含まれている新規.zipファイルをWebCenter Contentサーバーにロードします。

すべてのデータが正常にロードされるまで、ステップ2からこのプロセスを繰り返します。

ノート: 昇格されたユーザーを使用してデータをロードすることで、セッション・ユーザーに対して構成されたデータ・セキュリティ・ポリシーをHCMデータ・ローダーがバイパスします。 ただし、FUSION_APPS_HCM_ESS_LOADER_APPIDユーザー用に構成された言語でデータを指定する必要があります。通常は、これは環境の基本言語です。
ヒント: HCMデータ・ローダー・インタフェースで、ロード・エラーを対話形式で修正し、そこから任意の修正したデータを再送信することもできます。