サポートされているキー・タイプ
複数システム間でデータを統合する予定がある場合は、レコードを一意に識別するためのキー・タイプを選択する必要があります。 このトピックでは、HCMデータ・ローダーがサポートしているキー・タイプについて説明します。
キーで識別する対象
HCMデータ・ローダーでは、一意キーを使用して、次のものを識別します。
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作成または更新しているレコード。
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作成または更新しているレコードの親。
親レコードは、同じデータ・ファイル内にある場合もあれば、Oracle HCM Cloudにすでに存在する場合もあります。
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作成または更新しているレコードによって参照されるすべてのオブジェクト。
サポートされているキー・タイプ
HCMデータ・ローダーは、すべてのタイプのオブジェクト参照に使用できる次のキー・タイプをサポートしています。 オブジェクトに複数のキー値が存在する場合は、次の順序でキー参照が解決されます。
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Oracle Fusionグローバル一意識別子(GUID)
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ソース・キー
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Oracle FusionサロゲートID
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ユーザー・キー
複数のキー値を指定した場合、相互検証は発生しません。 たとえば、GUIDとソース・キーの両方を指定した場合には、GUIDが使用され、ソース・キーは無視されます。 ソース・キーがGUIDとは異なるレコードを識別する場合でも、エラーは発生しません。
キー・タイプ機能
次の表では、使用可能なキー・タイプの主な機能を示しています。 作成列と更新列は、オブジェクトを作成および更新するときに、そのキー・タイプを使用できるかどうかを示します。
キー・タイプ |
作成 |
更新 |
オブジェクトに保持 |
タイプ |
自動的に生成 |
---|---|---|---|---|---|
GUID |
いいえ |
はい |
いいえ |
16進数 |
はい |
サロゲートID |
いいえ |
はい(ノートを参照) |
はい |
数値 |
はい |
ソース・キー |
はい |
はい |
いいえ |
英数字 |
条件付き(ノートを参照) |
ユーザー・キー |
はい |
はい(ノートを参照) |
はい |
英数字 |
いいえ |
オブジェクトに保持されないキーは、統合キー・マップ表に存在します。
外部オブジェクト参照
Oracle Fusion GUIDおよびサロゲートIDは、関連付けられたレコードがOracle HCM Cloudに正常に作成されている場合にのみ生成されます。 関連付けられたレコードがOracle HCM Cloudに存在するまで、ソース・キーはOracle HCM Cloudで認識されません。 このため、外部オブジェクトを参照するデータをロードする前に、それらの外部オブジェクトがOracle HCM Cloudに存在することを確認する必要があります。 新規実装の場合は、各ビジネス・オブジェクトを個別にロードし、1つが正常にロードされたことを確認してから次のものをインポートすることをお薦めします。 すべてのビジネス・オブジェクトを同じ.zipファイルで提供した場合、HCMデータ・ローダーはそれらを依存性の順にロードします。 この場合、外部オブジェクトへの参照は参照オブジェクトのロードに失敗した場合にのみ失敗します。