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サポートされているキー・タイプ

複数システム間でデータを統合する予定がある場合は、レコードを一意に識別するためのキー・タイプを選択する必要があります。 このトピックでは、HCMデータ・ローダーがサポートしているキー・タイプについて説明します。

キーで識別する対象

HCMデータ・ローダーでは、一意キーを使用して、次のものを識別します。

  • 作成または更新しているレコード。

  • 作成または更新しているレコードの親。

    親レコードは、同じデータ・ファイル内にある場合もあれば、Oracle HCM Cloudにすでに存在する場合もあります。

  • 作成または更新しているレコードによって参照されるすべてのオブジェクト。

サポートされているキー・タイプ

HCMデータ・ローダーは、すべてのタイプのオブジェクト参照に使用できる次のキー・タイプをサポートしています。 オブジェクトに複数のキー値が存在する場合は、次の順序でキー参照が解決されます。

  1. Oracle Fusionグローバル一意識別子(GUID)

  2. ソース・キー

  3. Oracle FusionサロゲートID

  4. ユーザー・キー

複数のキー値を指定した場合、相互検証は発生しません。 たとえば、GUIDとソース・キーの両方を指定した場合には、GUIDが使用され、ソース・キーは無視されます。 ソース・キーがGUIDとは異なるレコードを識別する場合でも、エラーは発生しません。

ヒント: ビジネス・オブジェクトを作成するときも、更新するときも、可能な場合は、常にソース・キーを使用してください。

キー・タイプ機能

次の表では、使用可能なキー・タイプの主な機能を示しています。 作成列と更新列は、オブジェクトを作成および更新するときに、そのキー・タイプを使用できるかどうかを示します。

キー・タイプ

作成

更新

オブジェクトに保持

タイプ

自動的に生成

GUID

いいえ

はい

いいえ

16進数

はい

サロゲートID

いいえ

はい(ノートを参照)

はい

数値

はい

ソース・キー

はい

はい

いいえ

英数字

条件付き(ノートを参照)

ユーザー・キー

はい

はい(ノートを参照)

はい

英数字

いいえ

ノート: オブジェクトを更新するときにサロゲートIDを使用できますが、このIDはOracle HCM Cloudのユーザーがすぐに使用できるようになっているとはかぎりません。 デフォルトのソース・キーは、オブジェクトを作成したときにソース・キーを指定しなかった場合にのみ生成されます。 ユーザー・キーの値は変更される可能性があるため、これらのみを使用してオブジェクトを更新することはできません。

オブジェクトに保持されないキーは、統合キー・マップ表に存在します。

外部オブジェクト参照

Oracle Fusion GUIDおよびサロゲートIDは、関連付けられたレコードがOracle HCM Cloudに正常に作成されている場合にのみ生成されます。 関連付けられたレコードがOracle HCM Cloudに存在するまで、ソース・キーはOracle HCM Cloudで認識されません。 このため、外部オブジェクトを参照するデータをロードする前に、それらの外部オブジェクトがOracle HCM Cloudに存在することを確認する必要があります。 新規実装の場合は、各ビジネス・オブジェクトを個別にロードし、1つが正常にロードされたことを確認してから次のものをインポートすることをお薦めします。 すべてのビジネス・オブジェクトを同じ.zipファイルで提供した場合、HCMデータ・ローダーはそれらを依存性の順にロードします。 この場合、外部オブジェクトへの参照は参照オブジェクトのロードに失敗した場合にのみ失敗します。