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パフォーマンス文書のロードの例

HCMデータ・ローダーを使用して、パフォーマンス文書を一括ロードできます。 このトピックでは、添付、関係者、セクション評点およびコメント・コンポーネントを持つパフォーマンス文書オブジェクトをロードする方法を示します。 この例では、すべてのコンポーネントがユーザー・キーによって参照されます。

指定した操作属性によって、適用する処理が決まります。 この表は、「パフォーマンス管理処理」参照(ORA_HRA_ADMIN_ACTION)に定義されている有効な操作値と、依存関係がある場合はそれに関する情報を示しています。

操作値 ノート
ORA_CREATE_PD パフォーマンス文書を作成します。 この処理を実行するには、パフォーマンス・テンプレート期間および就業者アサイメントが存在している必要があります。
ORA_COMPLETE_PD パフォーマンス文書を完了します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_CANCEL_PD パフォーマンス文書を取り消します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_DELETE_PD パフォーマンス文書を削除します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在し、そのステータスが「取消済」である必要があります。
ORA_CALC_MANAGER_RATING パフォーマンス文書のマネージャ計算済セクション評点を更新します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_ADD_PARTICIPANT パフォーマンス文書の関係者を作成または削除します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_ATTACH_PD パフォーマンス文書の添付を作成または削除します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_TRANSFER_PD マネージャ間でパフォーマンス文書を転送します。 この処理では、パフォーマンス文書がすでに存在し、転送先のアサイメントに同じパフォーマンス文書がまだ存在しないことが必要です。
ORA_UPDATE_MODEL_PROFILE_IN_PD パフォーマンス文書のモデル・プロファイル・コンピテンシ・セクションを新しいコンピテンシで更新します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_SYNC_PD パフォーマンス文書の目標を従業員の目標プランと同期化します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_RATING_PD パフォーマンス文書のセクション評点およびコメントを指定します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_UPDATE_PERS_PROFILE_IN_PD パフォーマンス文書の個人プロファイル・コンピテンシ・セクションのコンピテンシを従業員のタレント・プロファイルと同期化します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_CALCULATED_RATING_PD オールインワン評価で使用されるパフォーマンス文書の計算済セクション評点を更新します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_SUBMIT_PD オールインワン評価で使用されるパフォーマンス文書でマネージャ評価タスクを送信します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。
ORA_SUBMIT_PD_IGNORE_WARNING マネージャ評価タスクを送信し、オールインワン評価で使用されるパフォーマンス文書の処理警告を無視します。 この処理を実行するには、パフォーマンス文書がすでに存在している必要があります。

パフォーマンス文書のロード

次のPerfDocComplete.datファイルの例では、指定した就業者アサイメントのパフォーマンス文書を作成します。

METADATA|PerfDocComplete|AssignmentNumber|CustomaryName|StartDate|EndDate|Operation|ManagerAssignmentNumber
MERGE|PerfDocComplete|E121468|Annual Evaluation|2023/01/01|2023/12/31|ORA_CREATE_PD|EEEE8153756

パフォーマンス・テンプレートには開始日、終了日およびマネージャ・アサイメント番号のデフォルト値が含まれており、文書の作成時にはこれらの値が移入されます。 デフォルトを上書きするには、.datファイルに独自の値を指定するだけです。

ノート: 関係者または添付を一括更新する必要がある場合は、HCMデータ・ローダーを使用して削除してから再度ロードする必要があります。

添付のロード

次のPerfDocComplete.datファイルの例では、既存のパフォーマンス文書に添付ファイルをロードします。

METADATA|PerfDocComplete|AssignmentNumber|CustomaryName|Operation
MERGE|PerfDocComplete|EEEE8153772|Annual Evaluation|ORA_ATTACH_PD
METADATA|Attachment|CustomaryName|AssignmentNumber|Title|DataTypeCode|URLorTextorFileName|MimeType|File|Description
MERGE|Attachment|Annual Evaluation|EEEE8153772|JBlum Resume|FILE|jblum.txt|text/plain|jblum.txt|Jorge Blum Resume

添付ファイルをロードするときには、次のルールが適用されます。

  • PerfDocComplete.datファイルに、親パフォーマンス文書を含める必要があります。 「添付」コンポーネントのMERGEおよびDELETEの両方の手順について、「操作」属性をORA_ATTACH_PDに設定します。

  • MimeTypeの値は、Internet Engineering Task ForceによってRFC 6838で定義および標準化された、Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME)の値です。

  • 添付ファイル自体は、「ファイル」属性によって参照されるバイナリ・ラージ・オブジェクトです。 アップロードする.zipファイルのBlobFilesフォルダに添付ファイルを含めます。

  • 添付は一括削除して再度ロードすることのみが可能です。 更新処理はサポートされていません。

関係者のロード

次のPerfDocComplete.datファイルの例では、既存のパフォーマンス文書から関係者レコードを削除します。

METADATA|PerfDocComplete|AssignmentNumber|CustomaryName|Operation
MERGE|PerfDocComplete|EEEE8153772|Annual Evaluation|ORA_ADD_PARTICIPANT
METADATA|Participant|AssignmentNumber|CustomaryName|ParticipantRoleTypeCode|ParticipantPersonNumber
DELETE|Participant|EEEE8153772|Annual Evaluation|Colleague|ZHRA-8154961

関係者をロードするときには、次のルールが適用されます。

  • 関係者を作成するとき、親パフォーマンス文書がすでに存在する必要があります。 .datファイルに対して2つの処理を実行することはできません。 たとえば、パフォーマンス文書を作成し、関係者を同じPerfDocComplete.datファイルに追加することはできません。
  • PerfDocComplete.datファイルに、親パフォーマンス文書を含める必要があります。 「関係者」コンポーネントのMERGEおよびDELETEの両方の手順について、「操作」属性をORA_ADD_PARTICIPANTに設定します。
  • ParticipantPersonNumber属性値で識別される、関係者の個人レコードが前もって存在している必要があります。
  • パフォーマンス・テンプレートで、ParticipantRoleTypeCodeの値が選択されている必要があります。
  • 関係者は一括削除して再度ロードすることのみが可能です。 更新処理はサポートされていません。
  • パフォーマンス文書の関係者を削除する場合、フィードバック・ステータスが「要求未送信」(REQUEST_NOT_SENT)または「未開始」(NOTSTR)以外の場合は、ForceDeleteオプション・パラメータをYに設定する必要があります。 この追加パラメータにより、ユーザーは完了したフィードバックが削除され、回復できないことを理解できます。
  • データ・ロードの一部としてフィードバックを提供する通知を関係者に送信する場合は、「一括ロード済関係者への通知の送信」プロセスを「はい」に設定します。 「メッセージ」属性に通知のメッセージを入力できます。

パフォーマンス文書セクションの評点およびコメントのロード

このPerfDocComplete.datファイルの例では、就業者、マネージャおよび関係者の既存のセクション評点とコメントを更新します。 これは、セクション評点またはコメント、あるいはセクション評点とコメントの両方が使用可能なすべてのセクションに適用されます。 

METADATA|PerfDocComplete|AssignmentNumber|CustomaryName|Operation
MERGE|PerfDocComplete|EEEE8153805|360 WKR and MGR allow to select and request participants-2017|ORA_RATING_PD
METADATA|RatingsAndComments|AssignmentNumber|CustomaryName|ParticipantPersonNumber|ParticipantRoleTypeCode|SectionName|SectionTypeCode|RatingName|Comments
MERGE|RatingsAndComments|EEEE8153805|360 WKR and MGR allow to select and request participants-2017|8153793|Manager|ZHRA-Competency Section|REG|ZHRA-Outstanding|Manager Comments
MERGE|RatingsAndComments|EEEE8153805|360 WKR and MGR allow to select and request participants-2017|8153818|Worker|ZHRA-Competency Section|REG|ZHRA-Expert|Worker Comments

パフォーマンス文書セクションの評点とコメントをロードするための一般的な考慮事項は次のとおりです:

  • 複数のパフォーマンス文書を更新する必要がある場合は、HDLを使用してパフォーマンス文書セクションの評点とコメントをロードできます。
  • 更新できるのは、目標またはコンピテンシ・セクションと総合要約評点、およびセクション・コメントのみです。
  • 更新処理を使用して、セクション評点およびコメントを入力、変更または削除します。

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