ビジネス・オブジェクトのロード:概要

このドキュメントでは、Oracle HCM Cloudで特定のビジネス・オブジェクトをロードするためのガイドラインと例について説明します。

概要

HCMデータ・ローダーは、データの一括ロードと保守のための強力なツールです。柔軟な区切りファイルを使用した、ビジネス・オブジェクト、コンポーネントおよびコンポーネント属性のファイルベースのアップロードをサポートしています。データ移行、HCMデータの継続的なメンテナンス、およびコアHRデータが定期的にアップロードされる共存シナリオに使用されます。

Oracle HCM Cloudビジネス・オブジェクトは複雑で、通常は階層化できるため、1つのビジネス・オブジェクトに対して複数の子レコードが存在できます。

ビジネス・オブジェクト階層内の各コンポーネントは、複数の属性を提供します。これらの属性は、他のオブジェクトへの参照であり、その一部は参照検証済であり、ほとんどはオプションです。新しいレコードにのみ必要なものもあれば、常に必要なものもあります。

ビジネス・オブジェクトまたはコンポーネントのロード時にビジネス・オブジェクトに適用可能な構造、サポートされているキー・システム、データ形式、必須属性およびビジネス・ルールを理解するには、「ビジネス・オブジェクト情報のソース」を参照してください。

次に、ビジネス・オブジェクトの確認、テンプレート・ファイルの生成およびビジネス・オブジェクト概要スプレッドシートのダウンロードに役立つ、「ビジネス・オブジェクトの表示」のチュートリアルを示します。

ノート:

HCMデータ・ローダーはサードパーティ組織のロードをサポートしていません。サードパーティ組織をロードする場合は、「インポート管理について」のセクションおよびOracle Help Centerにある『Oracle CX販売とB2Bサービス向け顧客データ管理(CDM)の使用』ガイドの「組織データのインポート」のヘルプ・トピックを参照してください。