Formula実行エラー
Formulaの実行中に問題が発生した場合、FastFormula実行エラーが発生します。 通常、Formulaまたはアプリケーション・データベースでデータ関連の問題があると、このようなエラーが発生します。
Formula実行エラー
Formula実行エラーをいくつか次に示します。
Formula実行エラー |
説明 |
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変数が初期化されていない |
変数またはコンテキストが初期化されているかどうかをFormulaコンパイラが完全には判断できない場合、変数が初期化されているかどうかをテストするコードが生成されます。 Formulaの実行時に、変数またはコンテキストが初期化されていないと、このコードによりエラーが表示されます。 |
ゼロで除算 |
数値がゼロで除算された場合に発生します。 |
データが見つからない |
非配列型のデータベース・アイテムが予期せずデータの戻しに失敗した場合に発生します。 データベース・アイテムがデータを戻せない場合は、デフォルト値を提供する必要があります。
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行が多すぎる |
非配列型のデータベース・アイテムが予期せず複数のデータ行を返した場合に発生します。 原因は、データへのアクセスの状況に関する前提が間違っていることです。 また、Formula関数コードにエラーがある場合も、このエラー・メッセージが表示されることがあります。 |
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データベース・アイテムが予期せず ノート: 一部のデータベース・アイテムは、
NULL 値を返すことができません。 データベース・アイテムがNULL 値を返すことができる場合は、そのデータベース・アイテムのデフォルト値を指定できます。 |
値が許容範囲を超えている |
文字列の最大許容長を超えているなど、様々な理由で発生します。 |
無効な数値 |
Formulaが数値以外の文字列を数値に変換しようとした場合に発生します。 |
ユーザー定義関数エラー |
Formula関数内で発生します。 このエラー・メッセージ・テキストは、Formulaエラー・メッセージの一部として提供されます。 |
外部関数コール・エラー |
Formula関数がエラーを返しますが、Formulaコードに追加情報を提供しません。 関数が実行コードのロギング先にエラー情報を送信している可能性があります。 |
関数が |
Formula関数が |
反復が多すぎる |
単一の |
配列データ値が設定されていない |
Formulaがデータ値のない配列索引へのアクセスを試みています。 このエラーは、Formulaコード内で発生します。 |
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格納済アイテムのデータ型が間違っている |
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コールされた式が見つからない |
FormulaからFormulaをコールしようとしたときに、コールされたFormulaが見つかりません。 このエラーは、コール元Formulaの問題またはインストールの問題によって発生する可能性があります。 |
再帰Formulaコール |
FormulaをそのFormula自体からコールしようとしました。 コールは、別のコール先Formulaから直接または間接的に行うことができます。 再帰的な方法でFormulaをコールすることは許可されていません。 |
コール先Formulaとコール元Formula内の入力データの型が異なる |
FormulaからFormulaをコールする際に、コール先のFormula内の入力データ型がコール元Formulaで指定されているデータ型と一致しません。 |
コール先Formulaとコール元Formula内の出力の型が異なる |
FormulaからFormulaをコールする際に、コール先のFormula内の出力データ型がコール元Formulaで指定されているデータ型と一致しません。 |
Formulaコールが多すぎる |
Formulaがそのテキスト内で別のFormulaをコールしたために、階層になった場合。 階層の最大の深さは10です。 |