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順次処理する変移ルールの例

このトピックの例では、順次処理される2つの変移ルールのサンプル構成を示します。 またこの例では、これらのルールが対応する潜在的ライフ・イベントを処理中にどう評価するかについても説明します。

変移ルールは、「プラン構成」作業領域にある「ライフ・イベントの管理」ページの「変移ルール」タブを使用して作成します。

「変移ルールの作成」ページを使用して順次ルールを作成する

「事業所変更」イベントが発生した場合に、同じ日に発生する可能性がある他のイベント(誕生日や採用記念日など)を削除します。 これらのイベントは、プラン構成に従って登録機会を提供しないため、追跡しません。

このシナリオを達成するには:

  1. AND演算子を使用して、3つの変移ルールを作成します。

  2. 各ルールには一意の連番を使用します。

  3. 各ルールに、獲得イベントと失われるライフ・イベント(誕生日イベントなど)を含めます。

次の表は、1つ目のルールの構成を示したものです。

フィールド

順序

1

選択したライフ・イベント

次の値を選択します。

  • 事業所変更

  • 誕生日

演算子

AND

結果イベント名

事業所変更

ライフ・イベント発生日

最早ライフ・イベント発生日

近接性日数

0

失われるイベントの処理

一致するライフ・イベントの削除

2つ目と3つ目のルールについても、1つ目のルールと同じ構成を使用します。 ただし、各ルールに対して、異なる連番と失われるライフ・イベントを入力します。値は次の表のとおりです。

ルール2の構成

ルール3の構成

順序: 2

順序: 3

次のライフ・イベントを選択します。

  • 事業所変更

  • 5周年記念日

次のライフ・イベントを選択します。

  • 事業所変更

  • 10周年記念日

次の表は、加入評価処理での変移ルールの評価方法を複数のシナリオで説明したものです。

シナリオ

プロセスの処理

次のシナリオについて考えます。

  1. 2015年8月1日に、「居住地変更」イベントが発生します

  2. 同じ日に、「誕生日」イベントが発生します

  3. 同じ日に、「5周年記念日」イベントが発生します

このプロセスでは次のことが行われます。

  1. 1つ目のルールを適用します。これにより、「誕生日」イベントが無効化され、結果の「居住地変更」イベントに変移されます

  2. 2つ目のルールを適用します。これにより、「5周年記念日」イベントが無効化され、結果の「居住地変更」イベントに変移されます

  3. 「10周年記念日」イベントは発生しないため、3つ目のルールは考慮しません

  4. 「居住地変更」イベントを処理します

次のシナリオについて考えます。

  1. 2015年8月1日に、「居住地変更」イベントが発生します

  2. 同じ日に、「10周年記念日」イベントが発生します

このプロセスでは次のことが行われます。

  1. 「誕生日」イベントが発生しないため、1つ目の変移ルールを考慮しません

  2. 記念日イベントが発生しないため、2つ目の変移ルールを考慮しません。

  3. 3つ目のルールを適用します。これにより、「10周年記念日」イベントが無効化され、結果の「居住地変更」イベントに変移されます。

  4. 「居住地変更」イベントを処理します。