時間的ライフ・イベントの設定に関する考慮事項

時間的ライフ・イベントを設定する前に考慮する必要がある主な事項を次に示します。

考慮すべき決定事項	推奨
提供されている時間的ライフ・イベントを使用するか、独自の時間的ライフ・イベントを作成しますか。	提供されているイベントよりも詳細なレベルでトリガーを制御する場合は、独自のものを作成します。たとえば、年齢変更、勤務地、パートタイムなどを組み合せます。
時間的検出ルールを使用しますか。	特定の時間的イベントの自動検出の抑制や、アプリケーションが特定のライフ・イベントを処理している間の検出の抑制など、一部またはすべての時間的ライフ・イベントを制御する場合は、時間的検出ルールを使用します。ベスト・プラクティスとして、検出ルールは空白のままにします。少なくとも、「過去の時間的イベントの検出不可」ルールを使用してください。そうしないと、加入プロセスはすべての時間的ライフ・イベントを常に検出します。
時間的ライフ・イベントをどこで有効にしますか。	全体として、最高レベルで時間的ライフ・イベントを設定します。たとえば、従業員が選択に変更を加えることが予想される場合は、オプション・レベルではなくプラン・レベル。
不適格者をどのレベルで追跡しますか。	必ずしも最上位レベルに設定しないことをお薦めします。これは、すべてのレベルで新しい選択肢を処理する必要があるため、パフォーマンスの問題が発生する可能性があるためです。かわりに、計画が有効なレベルに設定することをお薦めします。
変数プロファイルを作成しますか。	変動が年齢によって制御される変動レート・プロファイルを作成します。たとえば、64歳までの給与の2倍の補償は、その後60%削減されます。時間的ライフ・イベントを使用して、個人が何かに適格かどうかを判断できます。たとえば、この個人は、組織で90日間勤務した後、福利厚生を受ける資格があります。このような場合は、かわりに通常の適格プロファイルを作成し、適切な導出要因を含めることができます。