時間的イベント処理の一般的な設定タスク
次の表では、事前定義された時間的ライフ・イベント・タイプに関連する実装ステップを説明します。
設定ステップ |
「プラン構成」作業領域のタスク |
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導出適格要因を定義する |
導出要因の管理 |
適格プロファイルで導出要因を使用する |
適格プロファイルの管理 |
福利厚生サービス、変動レート、および変動補償範囲に適格プロファイルを添付する。 |
プログラムおよびプラン構成詳細の管理: 適格ステップ 変動レート・プロファイルの管理 変動補償範囲プロファイルの管理 |
時間的ライフ・イベントの典型的な設定構成を示す図を次に示します。

適格プロファイルによって、従業員は福利厚生サービスに適格または不適格になります。 たとえば、個人が組織に90日間勤務したときに福利厚生に適格である必要がある場合は、通常の適格プロファイルを使用して、適切な導出要因を含めます。
年齢または勤続期間に達したときにレートまたは補償範囲を変更するために時間的ライフ・イベントを使用する場合は、適格プロファイルから適格を決定するために、変動レートまたは変動補償範囲プロファイルも作成する必要があります。 たとえば、変動レート・プロファイルを使用すると、加入者が特定の年齢に達したときに生命保険のコストが増加または減少します。 または、年齢または勤続期間が変更されたときに標準補償範囲計算を調整または置換する変動補償範囲プロファイルを使用します。 たとえば、加入者が65歳に達したときに補償範囲を0.5%削減するとします。
また、補償範囲またはレートに対する変更内容と、その変更の適用方法を決定するようにアプリケーションを構成する必要があります。 これを行うには、レートまたは補償範囲を変更する計算方法を適用します。 また、補償範囲またはレート金額に加算、乗算、減算または置換する変動補償範囲または変動レート金額を指示する処理ルールを定義する必要があります。
たとえば、2x報酬オプションを選択した加入者の65歳で補償範囲を65パーセント削減する場合は、それに応じて計算方法を構成する必要があります。 たとえば、影響を受けるプラン拠出金を計算方法で指定する必要があります。 乗数および使用する適切な補償範囲プロファイルを使用して、2x報酬補償範囲から金額を減算するように指定することもできます。