連絡、パフォーマンスおよび昇格・昇進タスク・ワークシートの要約表示の構成
連絡、パフォーマンスおよび昇格・昇進タイプのワークシートの最上部に重要な要約情報を含めることができます。 表示される内容は、詳細表で参照している対象就業者によって異なります。
1.要約列の有効化
3つのタイプすべてのタスク・ワークシートについて、要約セクションに表示する列を有効にします。 次に例を示します。
- 連絡タイプのタスク・ワークシートでは、「報酬額 - コンポーネント1」および「適格ステータス - コンポーネント1」列を有効にします。
- パフォーマンス・タイプのタスク・ワークシートでは、「パフォーマンス評点」、「報酬のある就業者」、「実績率」および総合報酬率列を有効にします。
- 昇格・昇進タイプのタスク・ワークシートでは、「昇格・昇進」、「昇格・昇進率」、「会社ターゲットからの偏差」および「フィルタ」列を有効にします。
連絡タイプのワークシートについては、「表示または印刷」列プロパティを構成して、不適格な個人の印刷アイコンを非表示にすることができます。
パフォーマンス・タイプのタスク・ワークシートについては、グラフ、報酬パフォーマンス評点、パフォーマンス管理評点、またはそのすべてあるいは組合せを要約で非表示にすることもできます。
昇格・昇進タイプのタスク・ワークシートについては、表の情報をグループ化するサブタブを有効にすることもできます。 たとえば、「チーム別」、「国別」、「ジョブ年数別」、「パフォーマンス管理評点別」、「テキスト列1別」および「組織平均」の各サブタブを有効にします。
- 「テキスト列1別」の詳細は、「詳細表」タブの「ユーザー定義列」グループで構成します。 列プロパティを構成し、動的列の条件および結果を管理できます。 要約サブタブでは、すべてのプラン管理レベルについて詳細表の値が集計されます。
- 「組織平均」サブタブを有効にする場合、その表に表示する特定の行を有効にすることもできます。 たとえば、「1レベル上のチーム」、「2レベル上のチーム」、「部門」および「企業」行を有効にします。
2.表示名およびデフォルト順序の変更(オプション)
要約列の表示名とデフォルト順序は対象者に応じて変更できます。 たとえば、よりわかりやすい名前にするとします。 そこで、「報酬額 - コンポーネント1」を「功績報酬額」に変更し、「適格ステータス - コンポーネント1」を「功績適格ステータス」に変更します。
3.プラン情報の構成(オプション)
連絡およびパフォーマンス・タイプのワークシートで要約列の「プラン情報」プロパティを構成できます。 このプロパティを使用して、有用な情報をマネージャに伝えます。 たとえば、列値の計算に使用する式を共有したり、支給率の説明など、列の定義を追加できます。 列にプラン情報を含めると、ワークシートを表示するユーザーには、真ん中にiが表示される青いアイコンが列ヘッダーに表示されます。 アイコンをクリックするか、アイコンの上にカーソルを置くと、情報が表示されます。
昇格・昇進要約には、構成する列プロパティはありません。
4.昇格・昇進ワークシートの要約表示オプションの構成
昇格・昇進要約の表示オプションを構成することもできます。 たとえば、「会社ターゲット - 平均昇格・昇進率」および「会社ターゲットを表示するための最小チーム・サイズ」の値を入力します。 さらに、デフォルト表示順序とグラフの棒の色を設定します。
5.構成のチェック
プランがアクティブになったときにプラン対象者に表示されるようにワークシートの要約を表示するには、「プレビュー」タブを使用します。 様々な要約構成を簡単にテストして、対象者が参照を望み、必要とする重要な情報を最適に伝える要約を見つけることができます。