依存フィールドのプロパティの構成

依存フィールドは、統一されていない時間入力エクスペリエンスで定義できます。これは、時間入力レイアウト・コンポーネントを作成するためのガイド付きプロセスのオプションの2番目のステップで実行します。

統一されたエクスペリエンスがある場合は、依存フィールドを単一属性タイム・カード・フィールドとして作成します。次に、フィルタおよび処理に適した順序で、適切な時間レイアウトにフィールドを追加します。たとえば、都道府県フィールドは郡フィールドより前にする必要があります。このように、郡ドロップダウン・リストには、選択した州の郡のみが表示され、50州すべての郡は含まれません。

統合エクスペリエンスを有効にする前に作成した依存タイム・カード・フィールドは、対応する独立したレイアウト・コンポーネントを含む統合レイアウトで引き続き機能します。

次のいずれかのメソッドを使用して、非統合エクスペリエンスで依存フィールドを作成および構成できます:

すべての依存フィールドを作成し、各フィールドを選択してデータ・ソースとフィルタを追加します。
依存フィールドを作成し、データ・ソースとフィルタを追加し、残りの依存フィールドについて繰り返します。

ノート: 依存フィールドを単一属性給与フィールドに追加するには、提供されている「給与時間タイプ」フィールドを複製して編集します。将来のアップグレードで発生する可能性のある問題を回避するために、提供されたフィールドを直接編集しないでください。

開始する前に

依存フィールドを複数属性フィールドおよびwebクロック・ボタンに追加する前に、「フィールド定義」ページで属性定義表全体を構成します。これは、その表で選択した属性値が「独立属性値」ドロップダウン・リストを構成するためです。

実行内容

「依存フィールド定義」ページで、「作成」ボタンをクリックします。
「依存タイム・カード・フィールドの作成」ダイアログ・ボックスで、一般プロパティに入力します:
1. 「名前」フィールドに一意の短縮名を入力します。たとえば、合意した略称を使用します(給与時間タイプの場合はPTTなど)。また、依存時間属性は、一般レベルまたは詳細レベルのいずれかから選択できます。たとえば、一般レベルでは「レート金額」を選択できます。詳細レベルでは、「US標準レート金額」または「シフト保険料」を選択できます。正確なレイアウト構成に役立つように、DやGなどの適切なサフィクス(RateGやDeptOTDなど)を含めることをお薦めします。
  
  この名前は、「レイアウトの編集」ダイアログ・ボックスの「タイム・カード・マトリックス」ページの「名前」ドロップダウン・リストに表示されます。このドロップダウン・リストには、最初の15文字のみが表示されます。
2. 「説明」フィールドで、依存フィールドの目的を記載します。次に例を示します。
  - 給与入力パラメータとして指定するレート金額の上書き
  - US通常時間属性の給与入力パラメータとして指定するレート金額の上書き
  - レポート時間の部門
  - 勤務した超過勤務の部門
  - 給与入力パラメータとして指定されたレポート時間の郡
  - レポート時間の郡コード。US時給原価計算セグメントを指定
3. 事業所の場合はOvertime_City、給与原価計算の場合は「部門」など、指定された非依存時間属性の依存時間属性を選択します。
4. 依存時間属性の可用性を構成します:
  1. 依存時間属性の勤務可能性を選択します。これらのオプションに関する主な考慮事項については、「依存タイム・カード・フィールドの可用性オプション」のトピックを参照してください。
  2. 「特定の非依存時間属性値」を選択した場合は、特定の値を追加します。
5. 「OK」をクリックします。
指定した時間属性について、フィルタ処理されたデータ・ソースおよびフィルタ処理されていないデータ・ソースを選択します。通常、最も適切なソースはドロップダウン・リストの最初の値です。
フィルタされたデータ・ソースのフィルタを追加します。依存休暇欠勤管理、給与およびプロジェクト・コスト計算属性の多くのフィルタ済データ・ソースにはフィルタがありません。