ダイナミック・スキルの概要

Oracle Dynamic Skillsを使用すれば、常に最新状態のカスタム・スキル・データ・セットを利用して、組織のタレントを適切に把握して成長を促すことができます。組織データを利用して、個人、ジョブおよびその他のスキル関連リソースのスキルを自動的に識別および推測して、推奨スキルが表示されます。進化し続けるスキルが継続的に更新および表示されるので、個人と機会を効果的に結び付けることができます。

ダイナミック・スキル機能の概要を次に示します。

製品	機能
採用	候補者のスキル・アドバイザジョブ求人のスキル・アドバイザ
プロファイル管理	スキル・センタージョブ・プロファイルのスキル・アドバイザ
機会マーケットプレイス	ギグのスキル・アドバイザ
キャリア開発	キャリア・アンバサダキャリア詳細 Oracle-Searchベースのキャリアの検討
学習	学習のスキル・アドバイザ

ダイナミック・スキルはBreak Glass環境で使用できます。詳細は、「Fusion Break GlassポッドでAI Appsを有効にできますか」を参照してください。

HCM環境が次のいずれかのポッドまたは環境にある場合、ダイナミック・スキルは使用できません。

政府ポッド
European Union Restricted Access (EURA)ポッド
Dedicated Region Cloud Customer (DRCC)環境

組織が、医療部門(臨床サービスを提供する組織として定義される)に属していない、あるいはヘルスケア製造やライフ・サイエンスの業務を行っていない必要があります。

最良の結果を得るために、次の基準を満たす環境にすることもお薦めします。

コアHRおよびタレント管理の環境が、少なくとも12か月間実稼働している必要があります。あるいは、高品質の推奨からメリットを得るために、少なくとも12か月分のタレント・プロファイルの本番前データが環境に存在する必要があります。

採用環境(該当する場合)が、少なくとも6か月間実稼働している必要があります。あるいは、高品質の推奨からメリットを得るために、少なくとも6か月分の本番前データが環境に存在する必要があります。