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原価の積上

「原価の積上」スケジュール済プロセスを使用して、購買オーダーが承認され、作業オーダーが生産にリリースされると、構成品目の標準原価を作成します。

原価シナリオの作成タスクで、シナリオ・タイプを通常品目または構成品目に設定できます。 シナリオ・タイプが「構成品目」に設定されている原価シナリオでは、「原価の積上」プロセスをスケジュールして、新規オーダーの受入時に原価を自動的に計算できます。

使用する場合

標準原価計算メソッドを使用して構成品目を計上する場合は、取引を原価計算および計上する前に、品目に対して標準原価を定義する必要があります。 「原価の積上」プロセスは、構成品目の標準原価を作成するタスクを自動化するのに役立ちます。 このスケジュール済プロセスでは、構成品目に対する新規の承認済購買オーダーと構成品目の新規製造作業オーダーが自動的に識別されます。 プロセスで新規オーダーが見つかると、原価が積み上げられ、Standard Costsの更新プロセスによって原価会計の目的で原価が公開されます。

ノート: このスケジュール済プロセスでは、シナリオ・タイプが通常品目に設定されている原価シナリオを選択できません。 ただし、これは、このスケジュール済プロセスの主要なユース・ケースではありません。 通常品目の一般的なユース・ケースは、スケジュールされた頻度ではなく、必要に応じて対話型ユーザー・モードになります。

必要な権限

  • 原価の積上(CST_PERFORM_COST_ROLLUP)

仕様

このプロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 説明
ジョブ・タイプ スケジュール済または必要に応じて。
頻度 必要に応じて、通常は毎日、または1日2回、購買オーダーの承認アクティビティ、製造作業オーダーのリリース間隔および製造現場でのシフトに合せて調整します。
時間 常時
期間 このプロセスの実行時間は、品目の新しいオーダーの数によって異なります。
互換性 非互換性はありません。

パラメータ

パラメータ オプションまたは必須 説明 パラメータ値 特別な組合せが必要 ノート
シナリオ 必須 原価シナリオに対してプロセスを実行できます。 原価シナリオ名 該当なし 該当なし

原価シナリオは、原価会計作業領域の「原価シナリオ」の作成ページで定義します。 原価シナリオの作成時に、シナリオ・タイプを構成品目に設定します。

トラブルシューティング情報

  • 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。

  • プロセスの実行中に発生したエラーおよび警告のメッセージがプロセス・ログ・ファイルに表示されます。

  • プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を実行できます。

  • 標準原価は、原価計算作業領域の原価シナリオの管理、Standard原価の管理、積上原価の表示および「シナリオ例外の表示」の各ページで表示することもできます。