サポートされている原価方法
トランザクションの原価計算に使用される原価方法は、「設定および保守」作業領域の「原価プロファイルの管理」タスクを使用して構成されます。 原価プロファイルの複数の原価方法を使用できます。
この表には、サポートされている原価方法が示されています。
原価方法 |
摘要 |
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標準 |
在庫は事前定義済の標準値で評価されます。 標準原価と実際のトランザクション原価との差異を追跡し、実績原価と一致するように標準原価を定期的に更新します。 |
実績 |
在庫への各受入の実績原価を追跡します。 在庫を減耗する際、プロセッサは、減耗を充足するために消費される受入を識別し、関連する受入原価を減耗に割り当てます。 |
移動平均 |
各受入トランザクションの後に評価の平均を継続的に求めることで導出される品目の平均原価。 品目の平均原価は、在庫総勘定元帳残高の借方および貸方の合計を、手持数量で割ったものです。 |
定期平均 |
期間平均原価方法では、期間のすべての経費および請求書と期末にのみ認識されるその他の調整を含めることにより在庫価額を求めます。 品目の期間平均原価とは、原価組織、原価台帳および評価ユニットの組合せに対する特定期間の品目の平均原価のことです。 |