変更明細の取消
変更オーダーが予期しない事由でスタックしている場合は、「履歴」タブと「ワークフロー」タブで詳細を確認します。 ワークフローに応じて、変更オーダーまたは変更明細(または影響を受けるオブジェクト)を取り消すことができます。
変更オーダーおよび変更明細を取り消す前に知っておく必要がある事項がいくつかあります。
変更オーダーの手動取消
「変更オーダーの取消」処理を使用します。 完了したもの以外のすべての変更明細が取り消され、変更オーダー・ステータスが「取消済」に設定されます。
変更明細の手動取消
「取消」処理を使用します。
実施後処理ジョブがスタックしているためにスタックしているスケジュール済変更オーダーの変更明細を取り消すと、変更明細が実装され、明細が「取消済」ではなく「完了」に設定されていることを示すメッセージが表示されます。 変更履歴でエントリが作成され、FYI通知が送信されます。
変更明細の自動取消
変更明細の実装またはアクティブ化時にアプリケーションでエラーが検出された場合、変更明細は自動的に取り消されます。 この場合は次のようになります。
-
「履歴」タブのエントリに、どの変更明細が自動的に取り消されたかが示されます。
-
変更明細ステータスは「取消済」として表示されます。
変更明細の処理を続行するには、別の変更オーダーに移動します。
変更明細を取り消すことができるかどうかを決定する要因
変更明細を取り消すことができるかどうかは、次の要因によって決まります。
-
変更オーダーのヘッダー・ステータス
-
ヘッダー・ステータスの進捗。
- アナリスト(割当て先)でない場合は、追加のワークフロー制御表に定義されている権限に関係なく、BPMWorkflowScmAdmin権限が割り当てられている必要があります。 ノート: 割当て先を変更する場合は、新しい割当て先にBPMWorkflowScmAdmin権限を割り当てる必要があります。
変更明細を取り消すことができるのはいつですか。
この表は、変更明細を取り消すための基準を示しています。
|
ヘッダー・ステータス |
ヘッダー・ステータスの進捗 |
明細ステータスの変更 |
変更明細の取消? |
|---|---|---|---|
|
下書き |
下書き |
下書き |
はい |
|
取消 |
取消 |
取消 |
適用なし |
|
オープン |
オープン |
オープン |
はい |
|
オープン |
オープン |
保留 |
はい |
|
オープン |
オープン |
取消済(1つの明細が取消済) |
適用なし |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
承認のために送信済 |
はい |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
承認済 |
はい |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
否認済 |
はい |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
終了済ワークフロー |
はい |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
終了済保留 |
はい |
|
暫定承認 |
暫定承認 |
取消済(1つの明細が取消済) |
適用なし |
|
承認 |
承認 |
承認のために送信済 |
はい |
|
承認 |
承認 |
承認済 |
はい |
|
承認 |
承認 |
否認済 |
はい |
|
承認 |
承認 |
終了済ワークフロー |
はい |
|
承認 |
承認 |
終了済保留 |
はい |
|
承認 |
承認 |
取消済(1つの明細が取消済) |
適用なし |
|
予定済 |
予定済 |
予定済 |
はい |
|
予定済 |
予定済 |
失敗 |
はい |
|
予定済 |
予定済 |
取消済(1つの明細が取消済) |
適用なし |
|
完了 |
完了 |
失敗 |
いいえ |
|
完了 |
完了 |
取消済 |
いいえ |
|
完了 |
完了 |
完了 |
いいえ |
|
暫定承認 |
失敗 |
承認済 |
はい |
|
暫定承認 |
失敗 |
承認のために送信済 |
はい |
|
承認 |
失敗 |
承認のために送信済 |
はい |
|
承認 |
失敗 |
承認済 |
はい |
|
オープン |
取消済 |
取消済(すべての明細が取消済) |
適用なし |
|
暫定承認 |
取消済 |
取消済(すべての明細が取消済) |
適用なし |
|
承認 |
取消済 |
取消済(すべての明細が取消済) |
適用なし |
|
予定済 |
取消済 |
取消済(すべての明細が取消済) |
適用なし |
|
完了 |
取消済 |
取消済(すべての明細が取消済) |
適用なし |