影響を受けるオブジェクトと変更操作の表示

「影響を受けるオブジェクト」ページには、次のビューがあります。

レッドライン要約
影響を受けるオブジェクトの管理

レッドライン要約ビューと「影響を受けるオブジェクトの管理」ビューを切り替えることができます。

レッドライン要約ビュー

影響を受けるオブジェクトおよび変更操作へのリンクを表示します。

「影響を受けるオブジェクト」には、各オブジェクトのレッドラインの要約が表示されます。たとえば、コンポーネントを置換すると、要約のタブには、元のコンポーネントがレッドライン化され、置換コンポーネントが緑色(初期色とは異なる)で表示されます。

「変更操作」には、変更オーダーの進行中に実行された変更の詳細なリストが表示されます。

影響先オブジェクトの属性とその構成の両方を変更すると、このビューには2つの変更操作が表示されます。

品目、承認済製造業者リスト、構成、添付および参照指標に対する変更操作が記録されます。

この表はオブジェクト・タイプに記録される変更操作を示しています。

オブジェクト	記録される変更操作
品目および添付	変更
構成	変更および取下げ
参照指標	追加、取下げおよび変更

「影響を受けるオブジェクトの管理」ビュー

影響を受けるオブジェクトに対して処理を実行するには、影響を受けるオブジェクトを選択し、「処理」ドロップダウン・リストをクリックします。

ノート: 影響を受けるオブジェクトを品目ページで直接更新すると、既存の変更オーダーを使用したり、品目を更新するための新しい変更オーダーを作成するように知らせるメッセージが表示されます。

次に、影響を受けるオブジェクトの詳細を示します。

影響を受けるオブジェクトに対して「レッドラインあり」アイコン(または赤い点のアイコン)が表示されている場合は、その品目にレッドラインがあります。
影響を受けるオブジェクトの長いリストをフィルタ処理するには、「例による問合せ」を使用します。
スケジュールおよびアクティブ化レポートの表示: 変更オーダーのスケジュールおよびアクティブ化プロセスのプロセスIDを表示できます。これには、レポート生成の最初の72時間のレポートへのハイパーリンクが含まれます。その後はIDのみが表示されます。
追加品目詳細の表示:

「影響を受けるオブジェクト」表では、追加情報が使用可能であることを示す情報アイコン(オレンジ色の三角形)が各品目に表示されます。クリックすると、品目名、区分名、摘要、ステータス・コード、改訂コード、プライマリ単位などの詳細がパネルに表示されます。変更コンテキストを失うことなく、このパネルのハイパーリンクを使用して品目詳細に直接ドリルダウンすることもできます。
属性の入力:
変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置について、変更したばかりの属性または「影響を受けるオブジェクト」表の属性を迅速にレプリケートできます。そのためには、次の処理を使用します。
- 「上方にコピー」([Ctrl]+[U])
- 「下方にコピー」([Ctrl]+[D])
- 「選択セルにコピー」([Ctrl]+[S])
たとえば、属性の値を変更したが、同じ変更が必要な同じ属性を持つ品目が複数ある場合などです。
同様の変更を連続する行の範囲に移入するには、「上方にコピー」([Ctrl]+[U])および「下方にコピー」([Ctrl]+[D])処理を使用します。表のセルを選択し、「下方にコピー」と「上方にコピー」が機能するようにセルの値を変更する必要があることに注意してください。
連続していない行に変更を移入するには、必要な行を選択し、処理メニューから「選択セルにコピー」([Ctrl]+[S])を選択します。

変更オーダーの構成列の凍結

変更対象のオブジェクト構成表の単一列または列のグループを選択して凍結できます。これにより、大きな品目構成内のデータを簡単に処理でき、凍結列のコンテキストを保持しながら、品目番号に対して異なるパラメータをレビューできます。スクロールできるのは、凍結された列の右側の列までか、凍結された列の後に来る列までです。

属性グループ内の個々の列は凍結できません(コンポーネント詳細、購買など)。完全な属性グループを選択する必要があります。これは、商業品目の構成ビューおよび変更時に影響を受けるオブジェクトの構成ビューに適用されます。列を凍結する方法を次に示します。

変更オーダーの「影響を受けるオブジェクト」タブをクリックし、品目をクリックします。
その品目の「構成」タブをクリックします。
凍結する列を選択し、「凍結」をクリックします。