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構成品目のオプションおよびオプション区分の除外

品目が構成品目であり、品目にソーシングする必要のないオプションまたはオプション区分がある場合は、「ソース」領域の「オプションおよびオプション区分の除外」属性を使用します。

この属性を使用して、除外するオプションおよび区分を指定します。

Vision Operations組織で、ラップトップ・コンピュータの構成モデルであるCTO_474000を販売するとします。 部品構成表を次に示します。

構成品目のオプションおよびオプション区分の除外

ファクトリ1またはファクトリ2でCTO_474000を作成し、Vision Operationsに転送し、Vision Operationsから顧客に出荷します。 ファクトリ1では、背面カメラ・オプションを作成できません。 前面カメラ・オプションのみを作成できます。

演習
  1. 「オーダー納期回答」作業領域に移動し、「タスク」→「ソース・ルールの管理」をクリックします。

  2. 新規ソース・ルールを作成します。

    属性
    名前 CTO_474000のソース
    組織割当タイプ ローカル
    開始日 開始日を選択します。
  3. 「ソース」領域で、2つの新しい行を追加します。

    タイプ 組織 オプションおよびオプション区分の除外
    振替元 ファクトリ1 背面CTO_474502
    振替元 ファクトリ2 空のままにします

    除外する場合でも、オプションまたはオプション区分のソースがあることを確認してください。 この例では、ファクトリ2は除外しないため、そのまま進行できます。

  4. 「保存」をクリックします。
  5. このルールをCTO_474000品目に割り当てます。

実行時に行われる処理は次のとおりです。 CTO_474000の履行明細が次のような場合:

  • 背面カメラ・オプションが含まれている場合、納期回答では、ファクトリ1をソースとみなさず、かわりにファクトリ2からVision Operationsに品目を転送します。

  • 背面カメラ・オプションが含まれていない場合、納期回答では、ファクトリ1とファクトリ2でCTO_474000を作成する生産能力を考慮します。 納期回答では、ソース・ルールのランクに従って、ファクトリ1またはファクトリ2からファクトリ内の生産能力および供給に対して、品目を転送します。

詳細は、オーダー構成の概要を参照してください。

リード・タイムと構成品目

納期回答では、構成品目を納期処理する際に、合計リード・タイムが最も長いコンポーネントが使用されます。 また、このコンポーネントの合計リード・タイムが、他の各コンポーネントの合計リード・タイムにも適用されます。

CTO_474000コンピュータに2つの子オプションがあり、納期回答によってこれらの合計リード・タイムが決定されるとします。

オプション 合計リード・タイム
14インチ・スクリーン 処理リード・タイム3日と前処理リード・タイム2日で、合計5日のリード・タイム。
前面カメラ 処理リード・タイム1日と前処理リード・タイム1日で、合計2日のリード・タイム。

スクリーンの合計リード・タイムが最長の5日であるため、カメラの合計リード・タイムは5日に設定されます。 カメラのルールを変更した場合、カメラの合計リード・タイムは次のようになります。

  • 依然として5日未満の場合、納期回答はカメラの合計リード・タイムを引き続き5日に設定します。

  • 6日になった場合、納期回答はカメラの合計リード・タイムを6日に設定し、スクリーンの合計リード・タイムも6日に設定します。