Oracle Fusion Cloud SCMの保護の概要

Oracle SCM Cloudは、提供されるとおりに安全です。このガイドでは、SCMの機能およびデータへのユーザー・アクセスを有効にする方法について説明します。このガイドの一部のタスクは、実装時のみ、または主に実装時に実行します。ただし、ほとんどの場合、後で次のように実行することもできます

ノート: リリース12では、データ・ロールはOracle SCM Cloudで使用されなくなりました。このガイドのデータ・ロールへの参照は、Oracle HCM Cloudにのみ適用されるものとします。重要なバックグラウンド、詳細および手順は、My Oracle Support (https://support.oracle.com)のOracle ERP CloudおよびOracle SCM Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド(2211555.1)を参照してください。

ガイドの構成

次の表では、このガイドの各章の内容について説明します。

章	目次
はじめに	ロールベースのセキュリティの概念の簡単な概要
セキュリティ・コンソールの使用	集中管理されたセキュリティ作業領域の設定および管理方法
実装ユーザーの管理	実装ユーザーの目的とその作成方法
アプリケーション・ユーザーに対する準備	アプリケーション・ユーザーに影響を与える企業全体のオプションと関連する決定
アプリケーション・ユーザーの作成および管理	アプリケーション・ユーザーを作成し、ユーザー・アカウントを保守する様々なメソッドと、いくつかのメソッドの説明
アプリケーション・ユーザーに対するロールのプロビジョニング	アプリケーション・ユーザーがロールを取得する方法と、標準のロール・マッピングを作成する手順
セキュリティの構成	推奨されるベスト・プラクティスを使用して、セキュリティ・コンポーネントを作成、レビューおよび変更する方法。
ロールおよびロール割当のレビュー	ロールをレビューし、割り当てられたユーザーを識別する方法
セキュリティ・コンソールを使用したロールの構成	セキュリティ・コンソールを使用してロールを作成、レビューおよび変更する方法(推奨されるベスト・プラクティス)
証明書とキーの管理	デジタル証明書の生成、インポート、エクスポートおよび削除方法
SCM Analyticsおよびレポートのセキュリティ	SCMのアナリティクスとレポートに影響するセキュリティ機能の管理方法

ITセキュリティ・マネージャ・ロールがある場合は、実装時にセキュリティ・コンソールからセキュリティ関連のタスクを実行できます。セキュリティ・コンソールを使用するには、次の場所に移動: 「Tools」>「Security Console」。