出荷詳細の上書き
販売オーダーでは、オーダー・ヘッダーで選択した顧客に従って、オーダー明細に出荷詳細が自動的に設定されます。 これらの詳細は、各オーダー明細で上書きできます。
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「オーダー管理」作業領域に移動し、「タスク」→「オーダーの作成」をクリックします。
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「オーダーの作成」ページで、「顧客」属性に値を選択します。
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カタログ明細で、品目を検索して「追加」をクリックします。
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「出荷詳細」をクリックします。
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「有効数量ステータス」列で、下矢印をクリックし、「オーダー明細の上書き」をクリックします。
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「オーダー明細の上書き」ダイアログで、オーバーライドする必要がある属性の値を設定し、OKをクリックします。
ノート
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設定した上書き値は、編集中のオーダー明細に対してのみ使用されます。 他のオーダー明細の値を上書きするには、各オーダー明細の「オーダー明細の上書き」ダイアログを使用します。
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値を上書きした後に、オーダー・ヘッダーまたはタブのヘッダー領域の値を変更した場合、オーダー管理で上書きは削除されません。
オーダー明細の「請求先顧客」および「要求日」を上書きしたとします。 次に、オーダー・ヘッダーの「請求先顧客」を変更し、「出荷詳細」タブのヘッダー領域にある「要求日」も変更します。 Order Managementでは、これらの属性の上書き値が引き続き使用されます。
ヘッダーの値を使用する必要がある場合は、上書きを削除し、ヘッダーの値を変更する必要があります。
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「オーダー明細の上書き」ダイアログでは、別の属性の値を設定するまで値を設定できない属性があります。 たとえば、「出荷先住所」属性を設定する前に、「出荷先顧客」属性を設定する必要があります。
オーダー管理でオーバーライドが自動的に設定されるタイミングを次に示します。
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「部分出荷の許可」を「いいえ」に設定した場合。
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「出荷詳細」タブで出荷方法、倉庫またはサプライヤを設定しないでください。 「発行」をクリックすると、オーダー履行でこれらの各属性の値が設定され、オーダー管理がオーダー履行セットの値で上書きします。
「オーダーの表示」ページおよび「オーダーの改訂」ページに、上書きが含まれる各オーダー明細の「上書き」アイコンが表示されます。