オーケストレーション・プロセス・ステップのリード・タイムの追加

一連の条件に従って、オーケストレーション・プロセス・ステップのリード・タイムを設定するルールを追加します。

品目を出荷するリード・タイムは、在庫組織の所在地によって異なるため、次のビジネス・ルールを実装するとします:

次に、作成するルールを示します。

ステップの概要

このトピックではサンプル値を使用します。ビジネス要件によっては、別の値が必要になる場合があります。

最初のルールのIf文の作成

「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します。
- オファリング: オーダー管理
- 機能領域: オーダー
- タスク: オーケストレーション・プロセス定義の管理
「オーケストレーション・プロセス定義の管理」ページで、CallCustomerWhenLargeInvoiceオーケストレーション・プロセスを探し、「処理」>「編集」をクリックします。

CallCustomerWhenLargeInvoiceを作成する方法について学習します。詳細は、「オーケストレーション・プロセスへのブランチの追加」を参照してください。
「オーケストレーション・プロセス定義の編集」ページのプロセス詳細領域のステップ定義リストで、「プランニング」をクリックします。

出荷製品行で、値を設定します。

属性	値
リード・タイム単位	日数

リード・タイム式列で、「ルールのクリック」をクリックします。
「リード・タイム式」ダイアログで、「ルールの追加>展開」をクリックします。

複数の履行明細をオーケストレーションするオーケストレーション・プロセスのルールを記述する場合は、拡張モードを使用します。ただし、この例ではすべての履行明細が同じ方法で処理されるため、拡張モードは必要ありません。拡張モードを使用するには、「プロパティ」をクリックし、「拡張モード」にチェック・マークを追加し、ルールを編集します。
If領域で、「左の値」をクリックします。
条件ブラウザで、DOOSeededOrchestrationRules > DOOFlineを展開し、InventoryOrganizationIdをクリックし、OKをクリックします。

DOOFlineは、分散オーダー・オーケストレーション履行明細の略称です。 Oracleは、以前の更新でDistributed Order Orchestrationという名前をOrder Managementに置き換えました。一部のルールでは古い名前が使用されます。
右の値属性に、1234440と入力します。

1234440がデンバーの在庫組織IDであるとします。

「プロパティの編集」ダイアログで、ResultObjKey行に値を入力し、OKをクリックします。

属性	値
値	`BigDecimal.valueOf(2)`

「リード・タイム式」ダイアログの「リード・タイム式」設定領域で、「ルールの追加」をクリックします。
ダイアログの下部にあるルール2領域で、「展開」をクリックします。
ルール2のIf領域で、「左の値」をクリックし、DOOSeededOrchestrationRules > DOOFlineを展開してInventoryOrganizationIdを選択し、OKをクリックします。

ヒント: 一部の属性では、ドロップダウン・リストを使用するかわりに、ある属性から別の属性に値をコピーできます。たとえば、最初のルールの左の値からDooSeededOrchestrationRules.DOOFLine.inventoryOrganizationIdをコピーし、2番目のルールの左の値に貼り付けることができます。
演算子の「下向き矢印」をクリックし、isn'tをクリックします。
右の値属性に、1234440と入力します。

「プロパティの編集」ダイアログのResultObjKey行で、値を入力します。

属性	値
値	`BigDecimal.valueOf(4)`