Integration Cloud ServiceによるOrder Managementの統合方法

オーダー管理では、ビジネス・イベント・トリガー・ポイントを使用して、オーダー・ステータスの変更時に各サブスクライバに通知を送信します。サブスクライバは、販売オーダーの詳細の取得をリクエストすることもできます。

次に、クラウド内のチャネル・システムを統合する例を示します。

オーダー管理が処理中からクローズ済などのオーダー・ステータスを更新したときに、販売オーダー通知イベントをサブスクライバにブロードキャストするように統合を設定するとします。

チャネルは販売オーダーの出荷を受け取り、正常に搬送された通知をオーダー管理に送信します。
オーダー管理では、オーダー・ステータスが処理中からクローズ済に変更されます。
Order Managementでは、ビジネス・イベントを使用します。「ビジネス・イベント・トリガー・ポイントの管理」ページでオーダー・ヘッダー・ステータス更新イベントをアクティブに設定し、Order Managementでオーダー・ヘッダー・ステータスがクローズ済に更新されるときにイベントを使用するように設定するとします。
Oracle ERP Cloudアダプタを設定して、https://my_server.com:9999/fndAppCoreServices/ServiceCatalogService?wsdlで発生している販売オーダー通知イベントをリスニングするとします。

Oracle ERP Cloudアダプタはイベントを認識し、Oracle ERP Cloudエンドポイントで設定した内容を使用して、使用するサービスおよび操作を決定します。
ソース・ペイロードをターゲット・ペイロードにマップする方法を決定するために、Oracle ERP Cloudアダプタは、設定したソースからターゲットへのマッピングを読み取ります。
Integration Cloud Serviceは、チャネル上のサブスクライバに通知を送信します。

Integration Cloud Serviceは、オーダー管理をクラウドの内外にあるチャネルと統合できます。