フレックスフィールドを使用したOrder Managementと他のOracle Applicationsとの統合の概要
付加フレックスフィールドを使用して、オーダー管理をOracle ReceivablesやOracle Shipping、Oracle Receiving、Oracle Procurementと統合します。
拡張可能フレックスフィールドが使用する各値をアップストリーム・ソース・システムまたはダウンストリーム履行システムに送信できます。 webサービス・ペイロードを使用して値を送信します。
ガイドライン
これらのガイドラインを検討してください。
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Oracle Receivablesには、付加フレックスフィールドごとに個別のエンティティが事前定義されています。 事前定義済のエンティティにはすでに必要な付加フレックスフィールドがあるため、出荷、受入または調達の付加フレックスフィールドに個別のエンティティを使用する必要はありません。
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属性をメイン・エンティティで使用可能にします。
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各アプリケーションがサポートする属性のみが設定で参照されるようにする必要があります。 属性のリストについては、「Order Managementと他の統合時に使用できるエンティティおよび属性Oracle Applications」を参照してください。
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各属性を識別するデータベース・コード(Attribute1や
Attributedate2
など)を参照する必要があります。 属性を参照するために実装された名前を使用しないでください。 -
コンテキストに従って付加フレックスフィールドを参照する場合は、設定でAttributeCategoryが移入されていることを確認する必要があります。 グローバル・セグメントを使用する場合は、AttributeCategoryに移入する必要はありません。
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フレックスフィールドが履行明細にある場合は、エンティティごとに1つのコンテキストのみを使用します。 設定では、2つの異なるコンテキストを同時に処理しようとしないでください。 たとえば、2つの属性を処理する必要がある場合は、2つのセグメントを同じコンテキストに追加します。 セグメントxとセグメントyをコンテキストAに追加します。 セグメントxをコンテキストAに追加し、セグメントyをコンテキストBに追加しないでください。
拡張可能フレックスフィールドの自動マップ
各相互作用では、サービス・データ・オブジェクト(SDO)が使用されます。 特定のwebサービスのセットを使用する必要があります。 詳細は、「オーダー管理の統合に使用できるWebサービス」を参照してください。
この作業を手動で行うかわりに、XLST (Extensible Stylesheet Language Transformations)でCopy-of機能を使用できます。 この機能では、入力拡張可能フレックスフィールドがオーダー管理エンティティに動的にマップされ、オーダー管理の拡張可能フレックスフィールド・エンティティがSDOまたは変更済ノードにマップされます。
ここでは、オーダー管理でこの機能を使用できます。
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販売オーダーの統合
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テンプレート・タスク
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履行タスク
他のタスク・タイプを手動でマップする必要があります。
ペイロードの例
フレックスフィールドを使用してカスタム・データをダウンストリーム履行システムに送信するペイロードの例を調べることができます。 「Order Managementの技術リファレンス(ドキュメントID 2051639.1)」に移動し、ペイロードおよびファイルの添付をダウンロードし、添付のその他セクションを参照してください。
フレックスフィールドを使用してアップストリーム・ソース・システムからカスタム・データをインポートするorderImportServiceペイロードの例を次に示します。 ペイロード全体については、Doc ID 2051639.1の添付を参照してください。
<soap:Envelope xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
<soap:Body>
<ns1:createOrders
xmlns:ns1="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/fom/importOrders/orderImportService/types/">
<ns1:request
xmlns:ns2="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/fom/importOrders/orderImportService/">
<ns2:Order>
<ns2:SourceTransactionIdentifier>SN_201117_Desktop_02</ns2:SourceTransactionIdentifier>
<ns2:SourceTransactionSystem>GPR</ns2:SourceTransactionSystem>
<ns2:SourceTransactionNumber>SN_1811_01_Desktop_02</ns2:SourceTransactionNumber>
<ns2:BuyingPartyId>1006</ns2:BuyingPartyId>
<ns2:TransactionalCurrencyCode>USD</ns2:TransactionalCurrencyCode>
<ns2:TransactionOn>2020-11-08T13:50:50.0340</ns2:TransactionOn>
<ns2:RequestingBusinessUnitIdentifier>204</ns2:RequestingBusinessUnitIdentifier>
<ns2:RequestingLegalUnitIdentifier>204</ns2:RequestingLegalUnitIdentifier>
<ns2:FreezePriceFlag>false</ns2:FreezePriceFlag>
<ns2:FreezeShippingChargeFlag>false</ns2:FreezeShippingChargeFlag>
<ns2:FreezeTaxFlag>false</ns2:FreezeTaxFlag>
<ns2:CustomerPONumber>SNVALE</ns2:CustomerPONumber>
<ns2:Line>
. . .
<ns2:AdditionalFulfillmentLineInformationCategories
xsi:type="ns12:j_FulfillLineEffDooFulfillLinesAddInfoprivate"
xmlns:ns12="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/flex/fulfillLineCategories/"
xmlns:ns22="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/flex/fulfillLineContextsB/"
xmlns:ns8="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/model/"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<ns8:Category>DOO_FULFILL_LINES_ADD_INFO</ns8:Category>
<!--Single Context(DOO_FULFILL_LINES_ADD_INFO)-->
<ns12:FulfillLineEffBPackShipInstructionprivateVO>
<ns8:ContextCode>PackShipInstruction</ns8:ContextCode>
<ns22:_PackingInstruction>Place bubble wrap on
top and at the bottom</ns22:_PackingInstruction>
<ns22:_ShippingInstruction>SOMETHINGRIGHT</ns22:_ShippingInstruction>
<ns22:_ShippingCost>1999</ns22:_ShippingCost>
<ns22:_NeedbyDate>2020-12-01T00:00:00</ns22:_NeedbyDate>
<ns22:_PickDate>2020-12-01T00:00:00</ns22:_PickDate>
</ns12:FulfillLineEffBPackShipInstructionprivateVO>
</ns2:AdditionalFulfillmentLineInformationCategories>
</ns2:Line>
. . .
<ns2:AdditionalHeaderInformationCategories
xsi:type="ns12:j_HeaderEffDooHeadersAddInfoprivate"
xmlns:ns12="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/flex/headerCategories/"
xmlns:ns22="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/flex/headerContextsB/"
xmlns:ns8="http://xmlns.oracle.com/apps/scm/doo/processOrder/model/"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<ns8:Category>DOO_HEADERS_ADD_INFO</ns8:Category>
<ns12:HeaderEffBComplianceDetailsprivateVO>
<ns8:ContextCode>ComplianceDetails</ns8:ContextCode>
<ns22:_ComplianceInfo>This order complies with the
all regulations</ns22:_ComplianceInfo>
<ns22:_ComplianceReason>ASLDFSome compliance reason</ns22:_ComplianceReason>
<ns22:_ComplianceDate>2015-07-02T10:10:10</ns22:_ComplianceDate>
<ns22:_CompleteCompliancedate>2015-07-01T10:10:10</ns22:_CompleteCompliancedate>
<ns22:_ComplianceValue>12345</ns22:_ComplianceValue>
</ns12:HeaderEffBComplianceDetailsprivateVO>
<ns12:HeaderEffBHeaderContext1privateVO>
<ns8:ContextCode>HeaderContext1</ns8:ContextCode>
<ns22:_H1AttributeChar1>3zVendorrelocationtoUSy</ns22:_H1AttributeChar1>
<ns22:_H1AttributeChar2>ABC - xyz</ns22:_H1AttributeChar2>
<ns22:_H1AttributeNum1>1999</ns22:_H1AttributeNum1>
<ns22:_H1AttributeDateTime1>2015-01-01T10:10:10</ns22:_H1AttributeDateTime1>
</ns12:HeaderEffBHeaderContext1privateVO>
<ns12:HeaderEffBEND_5FUSE_5FPARTYprivateVO>
<ns2:ContextCode>END_USE_PARTY</ns2:ContextCode>
<ns22:endUserCustomerName>Attr 1 and 3</ns22:endUserCustomerName>
<ns22:endUserAddress>4405</ns22:endUserAddress>
<ns22:endUserCustomer>1289</ns22:endUserCustomer>
<ns22:endUserAddress2>4420</ns22:endUserAddress2>
</ns12:HeaderEffBEND_5FUSE_5FPARTYprivateVO>
</ns2:AdditionalHeaderInformationCategories>
</ns2:Order>
</ns1:request>
</ns1:createOrders>
</soap:Body>
</soap:Envelope>