1. オーダー管理の実装
  2. 通貨の変換
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通貨の変換

オーダー管理を設定して、異なる通貨を使用する市場に販売するときに通貨を換算します。

USD通貨とEUR通貨を使用する市場に販売するとします。

USDとEURの通貨を使用する市場に販売するとします。

数字の意味

  1. 「通貨レート・マネージャ」ページを使用して、1/5/21のEUR通貨とUSD通貨間で使用する換算レートを設定します。

  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページを使用して、USドルなどの販売オーダーに表示する通貨換算タイプ(企業や表示通貨など)を設定します。

  3. 実行時に、オーダー管理は換算レートを使用して、EURでのトランザクション値と、履行明細のUSDでの標準化された値を計算します。

設定の概要

  1. 事前定義済変換を変更します。

  2. 換算タイプを確認します。

  3. 表示通貨を確認します。

  4. 販売オーダーの通貨がどのように表示されるかを確認します。

事前定義済変換の変更

  1. 換算レートの管理に必要な権限があることを確認します。 たとえば、事前定義済の在庫マネージャ・ジョブ・ロールにはこれらの権限がありますが、独自のジョブ・ロールを設定し、それらに権限を追加する必要があります。

    詳細は、「Order Managementの実装に必要な権限」を参照してください。

  2. 「設定および保守」作業領域で、タスクに移動します。

    • オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

    • 機能領域: 財務レポート体系

    • 換算レート・タイプの管理

  3. 「通貨レート・マネージャ」ページで、「日次レート」をクリックし、値を検索します。

    属性

    値

    換算元通貨

    EUR

    換算先通貨

    USD

    レート日

    1/1/20から1/6/21

    レート・タイプ

    社内

    Oracle Applicationsには、多数の事前定義済の換算レートが付属しています。 必要なものを検索します。 ニーズを満たす事前定義済レートが見つからない場合にのみ、新規レートを作成します。

  4. 検索結果を確認します。

    換算元通貨

    換算先通貨

    レート日

    レート・タイプ

    レート

    EUR

    USD

    1/6/21

    社内

    0.815302

    EUR

    USD

    1/5/21

    社内

    0.748816

    EUR

    USD

    1/4/21

    社内

    0.748816

    EUR

    USD

    1/3/21

    社内

    0.748816

    EUR

    USD

    1/2/21

    社内

    0.748816

    EUR

    USD

    1/1/21

    社内

    0.748816

    この例は、Oracle Applicationsが日次レートと一致するように変換を自動的に調整する方法を示しています。これは、市場の状況に応じて毎日変更される可能性があります。 1/6/21で、範囲は0.748816から0.815302に変更されています。

    必要に応じて日次レートを変更することもできます。

    詳細は、「通貨換算リストの管理」を参照してください。

  5. データを収集します。

    デプロイメントが日次レートに依存し、通貨換算リストを使用しない場合は、オーダー管理で現在のレートを使用できるように、少なくとも1日1回通貨エンティティを収集する必要があります。 Currenciesエンティティを毎日自動的に収集するようにコレクションを設定します。 詳細は、オーダー管理のプランニング・データの収集を参照してください。

換算タイプの確認

オーダー管理が販売オーダーに使用する事前定義済換算タイプを確認します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、タスクに移動します。

    • オファリング: 営業

    • 機能領域: 営業基盤

    • タスク: 管理者プロファイル値の管理

  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、値を検索します。

    属性

    値

    プロファイル表示名

    通貨換算タイプ

    アプリケーション

    分散オーダー・オーケストレーション

    この値は、Oracle Order Managementの以前の名前になります。 Oracle Applicationsは、引き続きオーダー管理に使用します。

  3. Profile Values(プロファイル値)領域で、値を確認します。

    属性

    値

    プロファイル値

    社内

    Corporateは、「通貨レート・マネージャ」ページのRate Type属性で調べた値と同じであることに注意してください。

表示通貨の確認

オーダー管理が販売オーダーに使用する事前定義の表示通貨を確認します。

  1. 値を検索します。

    属性

    値

    プロファイル表示名

    表示通貨

  2. Profile Values(プロファイル値)領域で、値を確認します。

    属性

    値

    プロファイル値

    USドル

    USドルは、「通貨レート・マネージャ」ページの通貨:至属性で確認した値と同じです。

    値を設定しない場合、オーダー管理ではデフォルトでUSドルが使用されます。

販売オーダーで通貨を表示する方法を見る

  1. オーダー管理作業領域に移動し、販売オーダーを作成して値を設定します。

    属性

    値

    ビジネス・ユニット

    Vision Germany

    項目

    AS54888

    数量

    10

    価格

    5010.00

    オーダー日が1/5/21であるとします。

  2. 「送信」をクリックし、「処理」>「履行ビューに切り替え」をクリックします。

  3. オーダー・ページの「オーダー明細」タブで、オーダー明細列の値をクリックします。

  4. 「オーダー明細」ページの属性領域の一般タブで、値を確認します。

    属性

    値

    履行明細トランザクション値

    50,100.00 EUR

    50、100.00は、数量10にそれぞれ5010.00の販売価格を乗算した値になります。

    履行明細標準値

    37,515.68 USD

    37、515.68は、数量10にそれぞれ5010.00の販売価格を乗算し、通貨換算レート0.748816を乗算した値になります。

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