様々な明細タイプの使用
オーダー管理には、価格設定管理にORA_BUY明細タイプを送信するように事前定義されています。 価格表でその他の明細タイプを使用する場合は、サービス・マッピングで指定する必要があります。
次のことを想定します:
- 価格設定管理の価格表に品目を追加し、品目の明細タイプを価格表のORA_BUY以外の値に設定します。 この例では、MY_LINE_TYPE_1に設定するとします。
- 事前定義済の営業サービス・マッピングを使用します。
実行する必要がある手順を次に示します。
- 価格設定管理作業領域に移動し、「タスク」>「サービス・マッピングの管理」をクリックします。
詳細は、「サービス・マッピング、価格設定アルゴリズムおよびマトリックスの連携方法」を参照してください。
- 「サービス・マッピングの管理」ページで、Salesサービス・マッピングを問い合せて開きます。
- 「サービス・マッピングの編集」ページで「ソース」をクリックし、ソース列にOrderCatalogLineがある「行」をクリックします。
- OrderCatalogLineの詳細領域の「エンティティ・マッピング」タブで、エンティティ列に行がある「行」をクリックします。
- 「属性マッピング」タブで、この値を持つ行を確認します。
属性 式 LineTypeCode
(LineTypeCode.equals('ORA_BUY'))?'ORA_BUY':(LineTypeCode.equals('ORA_RETURN')||LineTypeCode.equals('ORA_CREDIT_ONLY')||LineTypeCode.equals('ORA_CANCEL')?'ORA_RETURN':'ORA_BUY')
- 行タイプを式(太字のテキスト)に追加します:
属性 式 LineTypeCode
(LineTypeCode.equals('ORA_BUY'))?'ORA_BUY':(LineTypeCode.equals('ORA_RETURN')||LineTypeCode.equals('ORA_CREDIT_ONLY')||LineTypeCode.equals('ORA_CANCEL')?'ORA_RETURN':(LineTypeCode.equals('MY_LINE_TYPE_1'))?'MY_LINE_TYPE_1':'ORA_BUY')
カタログ明細とオーダー明細の価格は同じではないか?
オーダー管理には、ORA_BUY明細タイプに従ってカタログ明細の品目の価格を設定するように事前定義されています。 設定で他の明細タイプを使用する場合、オーダー明細に表示される価格は、カタログ明細に表示される価格とは異なる場合があります。
たとえば、行タイプをORA_BUY以外の値(MY_LINE_TYPE_1など)に設定する変換前ルールを作成します。 次に、ORA_BUYではない明細タイプの品目に対して、価格表または割引リストに異なる価格を設定します(MY_LINE_TYPE_1など)。 品目をオーダー明細に追加すると、オーダー管理ではオーダー明細にMY_LINE_TYPE_1明細タイプの価格が表示されます。 詳細は、「価格設定によるカタログ明細の計算方法」を参照してください。