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価格設定ルールの価格の調整

階層価格設定または価格設定マトリックスを使用して、価格設定ルールで計算される価格を調整します。

デスクトップ・コンピュータを含む価格表を定義し、品目の基準価格を$2,000に設定したとします。

階層価格設定と価格設定マトリックスを使用して価格を調整する方法を次に示します。

階層価格設定と価格設定マトリックスを追加して、このコンピュータの価格を2つの異なる方法で調整する方法を示す図

ノート

  1. 階層価格設定。 数量または金額に従って価格設定ルールを調整します。 たとえば:

    • 販売オーダーの数量が10から19の場合は、各単位の価格を$200削減します。

    • 販売オーダーの数量が20以上の場合は、各単価を$400削減します。

  2. 価格設定マトリックス。 属性の値に従って価格設定ルールを調整します。 たとえば:

    • 販売オーダーの顧客がComputer Service and Rentalsの場合は、合計価格を$50削減します。

    • 販売オーダーの顧客がComputers Direct to Uの場合は、合計価格を$25に削減します。

ここでは、Computer Service and Rentalsが10台のコンピュータをオーダーした場合にルールが実行される計算を示します。

説明

計算

階層割引前の各品目の基準価格

$2,000.

階層

数量10は、販売オーダーを階層1に配置します。

階層調整

各ユニットに対して$200の割引。

階層調整後のユニットごとの価格

2,000ドルの基本価格から200ドルの割引は、$1,800と等しくなります。

階層調整後のすべてのユニットの価格

10単位に$1,800を掛けると、$18,000となります。

価格設定マトリックスの調整

合計価格から50ドル割引。

階層調整およびマトリックス調整後の価格

$18,000 - $50 = $17,950。

次に、調整を追加できるリストを示します。

リスト

階層価格設定

価格設定マトリックス

価格表

はい

はい

原価リスト

はい

なし

通貨換算リスト

なし

はい

出荷手数料リスト

なし

はい

階層調整を使用する例を確認します。 詳細は、「価格設定ルールへの階層の追加」を参照してください。

価格設定マトリックスを使用する例を確認します。 詳細は、「出荷手数料リストの管理」を参照してください。

価格設定マトリックスで選択できる属性は、マトリックス区分によってどのように決定されるかをご覧ください。 詳細は、「価格設定マトリックス区分」を参照してください。