日本での銀行および銀行支店の一括保守

全国銀行協会(全銀)が共有する銀行マスター・ファイルをOracle ERP Cloudデータと比較して、銀行および銀行支店を自動的に管理します。

これにより、アプリケーション・データを最新の銀行マスター・ファイルと比較した後に、Oracle ERP Cloudで銀行および銀行支店を手動で保守する必要がなくなります。

全国銀行協会(全銀)は、Oracle ERP Cloudで毎月更新する必要がある最新の銀行および支店情報の月次更新を提供します。銀行と支店は、追加、更新、無視することや、削除のマークを付けることができます。

「銀行、支店および口座のアップロード」プロセスでは、アップロードした.csvファイルが既存の銀行および支店データと照合され、両者の差異がわかります。Oracle ERP Cloudは、見つかった差異に基づいて銀行および支店データを挿入または更新します。

銀行は銀行コードで識別され、支店は支店番号で識別されます。
全銀ファイルに銀行および支店が存在するが、Oracle ERP Cloudでは使用できない場合は、新しい銀行および支店が作成されます。
銀行または支店(あるいはその両方)が全銀ファイルとOracle ERP Cloudの両方に存在する場合、それらは無視されます。
銀行コードがOracle ERP Cloudで使用可能であるが、全銀ファイルで使用できない場合、それらの銀行および関連付けられた支店はプリフィクス「削除済」でマークされます。
支店番号がOracle ERP Cloudで使用可能であるが、全銀ファイルで使用できない場合、それらの銀行支店はプリフィクス「削除済」でマークされます。
銀行コード/支店番号に関連付けられている銀行名/銀行名カナまたは支店名/カナ支店名が変更されると、そのデータが更新されます。

日本の銀行および銀行支店を一括アップロードするには、次のステップに従います。

1. 「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。

2. 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。新規プロセスのスケジュール・ダイアログ・ボックスが表示されます。

3. 「名前」選択リストから、「銀行、支店および口座のアップロード」を選択します。

4. 「OK」をクリックします。「プロセスの詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。

5. 「ファイル・タイプ」リストから、「日本全銀ファイル」を選択します。

6. 「データ・ファイル」フィールドで、「ファイルの選択」をクリックします。

7. .csvファイルを見つけて選択し、「オープン」をクリックします。このファイルには、最新の銀行および支店データが含まれている必要があります。

8. 「発行」をクリックします。プロセスを発行した後、出力のZenginResults.txtファイルの結果をレビューできます。結果には、作成、更新、無視された銀行および支店、「削除済」のプリフィクスでマークされた銀行および支店の数が表示されます。