認識精度をモニターする方法
請求書明細要約フォーマットで請求書文書認識レート・レポートを実行して、明細認識の詳細を取得できます。
請求書明細要約を使用するレポートには3つのセクションがあります。
- 請求書明細要約
- サプライヤ別明細認識要約
- 属性認識要約
レポート・セクション | 説明 |
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請求書明細要約 | すべてのカレンダ期間の明細認識率詳細が請求書のタイプ(未照合または照合済)ごとにグループ化されて表示されます。 |
サプライヤ別明細認識要約 | サプライヤとサプライヤ・サイトの組合せ別にグループ化された各カレンダ期間の明細認識率詳細が表示されます。特定の期間のこのセクション内の全体の認識率は、「明細認識要約」セクションの全体の認識率と一致します。 |
属性認識要約 | 各カレンダ期間の個々の属性について、請求書のタイプ(照合済または未照合)別にグループ化された明細認識率詳細を提供します。 |
ノート: このレポートでは、「完了」ステータスの請求書明細のみが分析されます。アクティブな未完了請求書保留がある請求書は除外されます。
認識精度を向上させる方法
レポートの結果を使用して、IDR構成の認識率を改善できます。次に、実行できるいくつかの操作を示します。
- 明細認識率が低いサプライヤまたはサイトを特定し、適応学習を使用して認識率を改善します。
- 明細レベルの属性に対する認識率が低い請求書があるサプライヤを追跡し、明細レベルの適応学習によって認識を改善します。
- 「元帳」パラメータを使用して、プライマリ元帳のレポートを実行します。これにより、元帳内のビジネス・ユニットごとに個別のレポートを手動で実行し、1つのレポートに連結する必要がなくなります。