宿泊料の項目化の例

この例では、出張から戻った後に従業員がビジネス経費および個人経費を作成して項目化する方法を示します。1つの経費を2つのコスト・センターで共有します。

企業は通常、次のいずれかの手続きを実施します。

  • コーポレート・カードが実装されており、コーポレート・カード請求情報がアプリケーションにインポートされます。設定に基づいて、カード請求は1つの明細で行われます。この場合、従業員は手動で経費を項目化する必要があります。

  • コーポレート・カードが実装されており、コーポレート・カード請求情報がアプリケーションにインポートされます。設定に基づいて、カード請求は個々の項目別で行われます。この場合、「経費項目」インフォタイルに項目化のインジケータが表示され、従業員が手動で経費を項目化する必要はありません。

  • コーポレート・カードは実装されていません。したがって、従業員が現金経費タイプを作成し、手動で経費を項目化する必要があります。

次の表に、このシナリオに関する主な考慮事項とその回答を示します。

考慮する決定事項

経費をビジネス経費か個人経費のどちらとして分類するか。

ビジネス経費と個人経費のどちらも、項目化するよう選択可能です。

経費を異なるコスト・センター、プロジェクトまたはタスク間で共有または割り当てる必要があるか。

はい。

前提条件

実装中に、企業が経費の項目化を次のいずれかとして設定することを決定します。

  • 使用可能

  • 必須

  • 使用不可

宿泊料の項目化

戦略会議のための一泊出張で発生した領収書を使用して、ビジネス経費と個人経費を作成し、項目化します。

  1. 「経費項目」情報タイルで、「作成」をクリックして、「経費項目の作成」ページの最初のビューを開きます。

    ノート:項目化は、「経費精算書」情報タイルで使用できる新規または既存の経費精算書から「経費項目の作成」をクリックしても実行できます。
  2. 「経費項目の作成」ダイアログ・ボックスで、次の表に示すようにフィールドに値を入力します。指定がある場合を除き、デフォルト値を使用します。

    フィールド

    日付

    任意

    経費精算書テンプレート

    出張

    経費タイプ

    宿泊費

    経費区分

    ビジネス

    金額

    275.00

    業者名

    Hilton Hotel

    摘要

    戦略会議のため宿泊

    納税者ID

    95-07438241

  3. 「項目別」をクリックして、「経費項目の作成」ページの「項目別」タブを開きます。

  4. 「経費項目の作成」ダイアログ・ボックスで、次の表に示すようにフィールドに値を入力します。

    フィールド

    日付

    任意

    経費精算書テンプレート

    任意

    経費タイプ

    宿泊代

    金額

    100

    会社

    01

    部門

    520

  5. 「作成」をクリックして、項目別明細を作成します。

  6. 「経費項目の作成」ページで、次の表に示すようにフィールドに値を入力します。

    フィールド

    日付

    任意

    経費精算書テンプレート

    任意

    経費タイプ

    宿泊代

    金額

    95

    会社

    02

    部門

    680

  7. 「作成」をクリックします。

  8. 「経費項目の作成」ダイアログ・ボックスで、次の表に示すようにフィールドに値を入力します。

    フィールド

    経費タイプ

    食事

    金額

    70

  9. 「明細の追加」をクリックします。

  10. 「経費項目の作成」ダイアログ・ボックスで、次の表に示すようにフィールドに値を入力します。

    ノート: 各経費の項目化では、追加の経費を項目化するたびに、項目別要約セクションの残りの項目別残高が減額されます。

    フィールド

    経費タイプ

    バー

    経費区分

    個人

    金額

    10

  11. 新しく作成された経費項目を「経費項目」情報タイルに自動的に追加するには、「保存してクローズ」をクリックします。

  12. 経費項目を作成するには、「保存して別の作成」をクリックします。

  13. 新しく項目別にした経費を新規または既存の経費精算書に追加する場合は、経費精算書に追加をクリックします。