リソース実績時間数のインポート

「リソース実績時間数のインポート」ジョブでは、実績時間数は、Project Costingのデータまたはスプレッドシートを使用した別のソースからのデータに基づいてリソース実績時間数インタフェース表(PJR_ACTUAL_HOURS_INTERFACE)にインポートされます。

インタフェース表にインポートされると、実績時間数は「リソース実績時間数のインポート」ジョブによって検証および処理されます。例外があればリソース実績時間数のインポート実行レポートに記載されます。

「スケジュール済プロセス」の「概要」ページからロードおよびインポート・ジョブを実行します。

スプレッドシートの使用

ノート: この項では、Project Costingではなくスプレッドシートからデータをインポートする場合にデータを準備する方法について説明します。

リソース実績時間数インタフェースのマクロ対応Excelワークブック・テンプレートを使用して、ロードおよびインポートのためにデータを準備し、データがターゲット・アプリケーションのデータベース表の構造および形式に準拠していることを確認します。ワークブックには次のワークシートが含まれます。

  • 指示およびCSV生成: データ・ファイルをアップロード用に準備するための表固有の特記事項、ガイドライン、書式設定されたスプレッドシートおよび推奨事項。

  • PJR_ACTUAL_HOURS_INTERFACE: 次に対する表フィールドを表すワークシート列。

    • 作業日および稼働日

    • リソース、プロジェクトおよびタスクの詳細

    • 実績作業時間数カテゴリ

    • 稼働率および請求の適格インジケータ

    • 修正入力のインジケータ

    • トランザクション参照

    • コメント

リソース実績時間数インタフェースのExcelテンプレートのデータを準備したら、テンプレートの「CSVファイルの生成」ボタンをクリックして、インタフェース表にロードするためのワークシートを作成します。オプションで、Excelテンプレートを使用せずに、手動でCSVファイルを作成できます。

リソース実績時間数のインポートおよび稼働データの更新

リソース実績時間数のExcelテンプレートまたはProject Costingから実績時間数をインポートすると、リソース稼働データを更新できます。企業の実績時間数のインポート・ソースは、「設定および保守」作業領域の「プロジェクト・リソース管理実装オプションの管理」ページで選択したオプションから取得されます。

スプレッドシートのインポート

スプレッドシートから時間をインポートする場合は、ファイルベースのデータ・インポートXLSMテンプレートである「リソース実績時間数のインポート」からリソース実績時間数を作成します。テンプレートのデータを準備し、CSVファイルを生成したら、時間数をインポートして稼働データを更新します。次の表に、リソース実績時間数をインポートしてリソース稼働データを更新するための方法およびジョブまたはジョブ・セットの名前を示します。

方法

ジョブまたはジョブ・セットの名前

ジョブを発行する

  1. インポートのためのインタフェース・ファイルのロード

  2. リソース実績時間数のインポート

  3. リソース稼働データの更新

ジョブ・セットを発行する

リソース実績時間数のインポートおよび稼働データの更新

ファイル・ベース・データ・インポートの詳細は、「Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイル・ベース・データ・インポート」を参照してください。

プロジェクト原価計算

Project Costingから実績時間数をインポートする場合は、「コスト」作業領域の実績時間数を使用してリソース稼働が計算されます。次の表に、リソース実績時間数をインポートしてリソース稼働データを更新するための方法およびジョブまたはジョブ・セットの名前を示します。

方法

ジョブまたはジョブ・セットの名前

ジョブを発行する

  1. リソース実績時間数のインポート

  2. リソース稼働データの更新

ジョブ・セットを発行する

リソース実績時間数のインポートおよび稼働の更新

ヒント: ジョブ・セットを定期的に実行するようにスケジュールすることで、稼働レポートの現在の時間数を保守できます。

パラメータ - インポートのためのインタフェース・ファイルのロード

ノート: このプロセスのパラメータは、リソース管理実装オプションの管理ページで選択した実績時間数ソースによって異なります。ソースが「Project Costing」の場合、ジョブではデータがProject Costingから直接ロードされるため、パラメータは存在しません。ソースが「スプレッドシート・インポート」の場合は、「インポート・プロセス」および「データ・ファイル」パラメータの値を選択する必要があります。

インポート・プロセス

「リソース実績時間数のインポート」を選択します。

データ・ファイル

ロードするリソース実績時間数データが含まれるファイルを選択します。

パラメータ - リソース実績時間数のインポート

実績作業時間数カテゴリ

実績作業時間数によって表されるアクティビティのタイプを選択します。たとえば、「プロジェクト作業」、「有給休暇」、「研修」および「その他」です。デフォルト値は「すべてのカテゴリ」です。

リソース

実績作業時間数をレポートしたプロジェクト・エンタープライズ労務リソースを選択します。

プロジェクト

プロジェクト・エンタープライズ労務リソースが実績作業時間数をレポートしたプロジェクトを選択します。

実績作業時間数期限日

プロジェクト・エンタープライズ労務リソースが作業した最後の日付を入力します。

リソース実績時間数のインポート実行レポート

リソース実績時間数のインポート実行レポートは、リソース実績時間数のインポート時に発生した処理済、受理済および拒否済項目の数の要約を示します。レポートには、インポート・プロセス時にエラーを生成したすべての実績時間数の詳細が含まれます。

実績時間数のエラー・メッセージの詳細をレビューして問題を修正します。CSVファイルで修正したデータをインタフェース表に再度ロードして、「リソース実績時間数のインポート」ジョブを再発行します。

ノート: 実績時間数をインポートすると、「リソース稼働データの更新」ジョブが自動的に起動され、リソース・マネージャ・ダッシュボードに表示される実績稼働が集計されます。