プロジェクト・マイルストン

マイルストンは、期間と工数がゼロのプロジェクト・プランの単一のポイントインタイム・イベントです。請求可能マイルストンは、請求および収益認識の目的で契約明細に関連付けることができます。

マイルストンに関するいくつかのポイントを次に示します。

  • クライアントとの契約上の義務を表すことができます。
  • これらは、スケジューリング目的でプロジェクト・プランで使用できます。
  • 関連成果物を持つことができます。
  • 請求および収益認識のためにプロジェクト・プランで使用できます。
  • コストを直接発生させることはできません。
  • 完了進捗を追跡するステータスがあります。
  • 完了前にレビューおよび承認を要求できます。

プロジェクト・マネージャは、マイルストンを使用して、プロジェクト・ステージの完了、主要プロジェクト成果物、主要な決定ポイントおよび承認などのイベントを追跡します。マイルストンは進捗をモニターし、プロジェクトがスケジュールどおりかどうかを判別するために使用されます。

ユーザー職責

次の表は、マイルストンのユーザー職責を示しています。

ユーザー

職責

プロジェクト・マネージャ

  • プロジェクト・プランのマイルストンを作成します。

  • マイルストンに依存関係を割り当てます。

  • マイルストンを完了としてマークします。

  • 様々なステータスでマイルストンを表示します。

チーム・メンバー

マイルストンを完了としてマークします。

ステータス

次に、マイルストンの様々なステータスを示します。

  • 未開始

  • 進行中

  • 完了: 終了した請求不可マイルストン

  • 完了承認のために送信済

    このステータスは、ユーザーが完了率を100に更新した場合、またはマイルストンを完了とマークするためのコンテキスト処理を選択した場合の請求可能マイルストン用です。マイルストンは、承認のためにマイルストン完了承認ワークフロー(MilestoneApprovalHumanTask)に従います。請求可能マイルストンが契約明細に関連付けられているかどうかに関係なく、ワークフローに従います。デフォルトの承認者はプライマリ・プロジェクト・マネージャです。プライマリ・プロジェクト・マネージャが完了承認のためにマイルストンを送信すると、マイルストンは自動的に「完了」ステータスに変更されます。請求可能マイルストンの手動承認が不要な場合は、ワークフローで自動承認ルールを構成します。

マイルストンの処理

次の表に、様々な処理、処理を実行できるユーザーおよび処理を実行する場所を示します。

処理

ユーザー・ロール

場所

マイルストンの作成

プロジェクト・マネージャ

「プロジェクト・プランの管理」ページ

財務マイルストンの作成 プロジェクト・マネージャ 「プロジェクト・プランの管理」ページ

マイルストンへの終了日の割当

プロジェクト・マネージャ

ノート: タスク作成者は、マイルストン・タスクに終了日を割り当てることができます。ただし、チーム・メンバーは、マイルストンの開始日または終了日を編集できません。タスク作成者がマイルストン・タスクの終了日を入力すると、開始日は自動的に同じ日付で更新されます。

「プロジェクト・プランの管理」ページ

請求可能マイルストンまたは請求不可マイルストンを完了としてマーク

プロジェクト・マネージャ

  • 「プロジェクト・プランの管理」ページで100パーセントの完了を入力

  • 「プロジェクト・プランの管理」で、コンテキスト処理を使用して「完了」をマーク

  • 「プロジェクト・プランの管理」の「実績終了」列に日付を入力

  • 「プロジェクト・マイルストン」ページ

請求不可マイルストンを完了としてマーク

チーム・メンバー(チーム・メンバーは請求可能マイルストンを更新できません。)

  • 「自分の作業」作業領域の「タスクの管理」ページ

  • チーム・メンバー・ダッシュボードの「クイック進捗」および「新規アクティビティ」リージョン

ステータスによるマイルストンのフィルタリング

プロジェクト・マネージャ

「プロジェクト・マイルストン」ページ