拡張コントロールの通知およびワークリスト

ワークリスト、通知およびEメール・アラートは、注意が必要なタスクまたはイベントをユーザーに通知できます。

Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsでは、ワークリストはコントロールから返された保留中のインシデントのレコードです。コントロールのインシデントを解決するための「結果」ページへのリンクでもあります。各ユーザーには、自分が結果調査員であるコントロールに関するワークリストのみが表示されます。これらは、「結果」作業領域のランディング・ページである「ワークリスト」ページに表示されます。

組織で通知をアクティブ化した場合、ユーザーは通知、Eメール・アラートまたはその両方を受信することもできます。一部の機能については通知またはアラートをアクティブ化できますが、他の機能についてはアクティブ化できません。デフォルトでは、両方がすべての機能に対してアクティブです。(「アラートのアクティブ化」を参照してください。)

  • 通知は、グローバル・ヘッダーの「通知」アイコンから使用できます。(ベルのように見えます。)
  • Eメール・アラートは、各ユーザーのユーザー・アカウントに関連付けられたEメール・アドレスに送信されます。

拡張コントロール通知と呼ばれるジョブの実行ごとに、新しい通知およびEメール・アラートが表示されます。それぞれが、受信者が情報に基づいて行動できるページへのリンクを提供します。

1つのタイプの通知またはアラートによって、新しいインシデントがあるコントロールまたは再割当てされた既存のインシデントがユーザーに通知されます。各ユーザーは、自分が結果調査員であるコントロール、または自分に再割当されたインシデントについてのみ通知を受け取ります。

新規インシデントは、受信者に最後にアラートが送信された後に、コントロールによって生成されたインシデントです。これらについては、次のようになります:

  • 通知は、1つ以上の新しいインシデントを生成したコントロールごとに受信者に送られます。通知ジョブの実行ごとに、各ユーザーが複数の通知を受信する可能性があります。
  • Eメール・アラートには、受信者が認可されている新しいインシデントが少なくとも1つ生成されたコントロールが、すべてリストされます。通知ジョブの実行ごとに、各ユーザーはEメール・アラートを1つのみ受信します。

2つ目のタイプの通知またはEメール・アラートにより、コントロールの作成が通知されます。受信者には、新しく作成されたコントロールの所有者として認可されたすべてのユーザーが含まれます(コントロールを作成したユーザーを除く)。

3つ目のタイプの通知またはEメール・アラートは、拡張アクセス要求に関連するタスクに関係します。このタスクでは、ユーザーがロール割当を要求したり、これらの要求をレビューまたは承認できます。

  • 要求を送信したユーザーは、要求が行われたこと、および要求が完了したことの確認を受け取ります。送信者が別のユーザーのかわりに要求を行った場合、そのユーザーもこれらの確認を受け取ります。
  • レビュー担当者として選択したユーザーは、レビュー対象の要求の通知を受け取ります。Eメール・アラートは統合されます。各受信者について、アラートには、ユーザーが以前にアラートを受信した以降のすべてのユーザーのレビュー割当が一覧表示されます。
  • 要求承認者は、レビュー用に割り当てられていない新規要求、レビュー担当者に割り当てられてレビュー待ちの要求、およびレビュー済で最終決定待ちの要求の通知を受け取ります。この場合も、Eメール・アラートは統合されます。

4つ目のタイプは、ジョブが失敗したり、エラーで終了したり、適格な所有者またはその他の承認がないコントロール、モデル、またはインシデントなどのエラー状態に関する情報を報告します。(適格な所有者がいないオブジェクトに関するメッセージを受信するには、ユーザーに「一括編集」のセキュリティ割当権限が必要です。その他のセキュリティ関連のメッセージは、影響を受けるオブジェクトの所有者に送信されます。)